(和歌山県立医大の竣工式でごあいさつする岸本周平)

 週末最初の地元活動は、和歌山県立医科大学の東棟の竣工式。

 板倉徹和医大理事長はじめ、関係各位のご努力には頭が下がります。

 まず、手術室が12から19に7室、内視鏡室が5から9に4室増えました。神の手と言われる名医がたくさんいて、診察に半年待ち、手術に1年待ちと言われる診療科もあります。これで、手術の件数が増えますので、本当に有難いことです。

 しかし、本当の目玉は地域医療支援センターと遠隔医療支援ステムです。

 地域医療支援センターでは、センター長の上野雅巳教授が陣頭指揮で、地域医療に従事する医学生の卒後研修への支援、医師不足の状況把握、分析などを実施します。

 研修医の人気が全国でもベスト3に入る和医大なので、元々、地域医療にはすぐれています。県民一人あたりの医師数は全国でも10位です。問題は和歌山市内に集中していることですが、これも地域医療支援センターが解決の方向を示してくれるでしょう。


(和歌山県立医大東棟竣工式での吉田宗人教授による「遠隔外来」のデモンストレーション。)

 また、遠隔医療システムは危難地域の患者さんが和医大に来なくても、専門医がネットワークを通じて診療に参加する「遠隔外来」を可能にします。

 10年以上前、私は経済産業省の課長として、遠隔医療システムの実証実験を担当していました。

 和歌山医大で、それが現実に診療に使われるようになり感無量です。遠隔医療システムの

 神の手と言われる先生のお一人、吉田宗人教授による「遠隔外来」のデモンストレーションを見せていただきました。

 残念ながら、いくら吉田教授のアドバイスが有効でも、今の診療報酬点数体系では、和医大には収入が入りません。

 当面は、ボランテイアベースでもしょうがないと吉田教授は笑っておられましたが、早急に診療報酬に反映させなければと気合いが入りました。

(和歌山県立医大東棟竣工式のテープカット。)