(Kit Katのわさび味)

 東短リサーチの加藤出さんと意見交換をしてきました。

 アベノミクスの持続可能性が話題になりました。

 加藤さんは、吉川洋東大教授の近著「デフレーション」の引用という形で、彼のレポートにも書かれていますが、安倍さんの「デフレの要因は100%貨幣現象で説明できる。」との国会答弁には疑問を呈しています。

 以下、加藤さんのレポートを要約します。

「吉川洋授は、デフレは日銀の金融政策の失敗だけで起きたのではなく、新しいモノやサービスを生 み出す需要創出型のイノベーションを日本企業が起こせなくなったことが問題と指摘。

  デフレはインフレの逆。金融緩和によってデフレは止められるはずと考えるのは自然。ただし、インフレが金融引き締めで止まるの は、「インフレは貨幣的な現象」だからではない。高金利により、インフレを退治するのに 十分なほど深刻な不況を「実体経済」に生み出すことができるから。

 マーシャルは19世紀のイギリスの長期デフレの原因を、貨幣数量の変動以外に積極的に求めた。デフレは、マネーサプライよりも、安価な輸入財の新たな供給源、輸 送コストの低下、科学技術の進歩による生産費用の低下、資本コストの低下によって生み 出されたと彼は言った。

 ケインズもデフレは貨幣数量説で説明できないと言っていた。1890〜1896年に、イギリスで はマネーサプライとハイパワードマネーが 2 倍から 3 倍に増加したのに、物価は十数%下落した。ケインズは投資が異常に落ち込んだことこそがデフレの原因だと述べた。」

 私は、加藤さんの意見に賛成です。

 帰り際に、加藤さんから、ネスレの「Kit Kat」のわさび味バージョンをいただきました。

 今、海外出張のお土産に超人気だそうです。特にイギリスの金融関係者にはウケるそうです。

 ネスレがヨーロッパの企業名ので、なじみがあることに加え、イギリスでも、「Sushi」や「Sashimi」などの日本料理が日常生活に入り込んでいるので、皆さん、わさび味をご存知だからとのこと。

 食べてみましたが、確かに、イケテルかも!!