25日の金曜日から、中央大学の大学院公共政策研究科で2012年度後期の集中講義をやっています。

 テキストは水野和夫著「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」(日本経済新聞出版社 2011年9月)




 この本を事前に読み込んできてもらいます。そして、内容の要約をしてコメントをレポートして提出。それをプレゼンしてもらいながら、一緒に読み解いていきます。

 プリンストン大学の講師時代からの教え方です。先生が講義をするのではなく、学生さん達の討議をリードしながら、アドバイスします。何か、内容を教えるのではなく、問題へのアプローチの仕方のヒントを与えるというやり方です。

 教授が一方的に、講義をするのは古過ぎます。プリンストン大学で、学生に授業を作らせていく手法を学んだことは、私の財産の一つですね。



(左から石川さん、宗形さん。)

 今期の学生さんは二人。公共政策研究科修士1年生の石川隆彦さんと宗形英明さん。

 宗形さんは今年の4月から福島県郡山市役所に就職が決定。働きながら修士論文を書いて学位を取る予定。石川さんは国家公務員試験とマスコミへの就職を目指しておられます。

 二人とも、まじめで勉強熱心な学生さんです。


 2005年度から、中央大学客員教授として、公共政策研究科のゼミを引き受けています、今年で8年目になります。

 まだ、トヨタ自動車の社員の頃に契約していただいたので、毎週土曜日に講義する予定でしたが、その年、突然の衆議院総選挙に立候補、落選。4年間の浪人時代、そして現職の国会議員。この間、90分授業の15コマ分を常に集中講義で対応させてもらいました。

 最初の頃は、「高尾山のわくわくヴィレッジ」で泊まり込み合宿講義などもやりました。

 2007年合宿講義 2007年合宿講義2日目

 市ヶ谷田町キャンパスができてからは、週末の三日間を使って集中講義をお願いしています。

 朝から晩まで、缶詰状態の集中講義ですから、終わったら、コンパです。少人数のクラスですから、キャンパス近くの居酒屋に直行できます。若い院生の諸君の人生相談に乗るのも、大学教授の楽しみの一つです。飲み過ぎずに、しっかり勉強しましょうね。