国際紛争
(ジョセフ・ナイ著「国際紛争―理論と歴史」)

 毎年、この時期になると、悩ましい問題が、、、、。

 たいした悩みでもないのですが、、、教科書選びが頭にこびりつきます。

 2005年から、中央大学の公共政策の大学院で講義をしています。このブログでも書きましたが、浪人中から、集中講義形式で、ゼミをやっています。

 毎年、自分で読み込んだ本か、逆に読みたい本を選びます。去年は、ブームになったマイケル・サンデル教授の白熱講義録「正義とは何か」でした。

 今年は、オーソドックスな外交の教科書である、ジョセフ・ナイ教授の「国際紛争―理論と歴史」を使おうかと思っています。

 ジョセフ・ナイ教授は、ハーバード大学の公共政策大学院のケネディースクールの学長を勤めただけではなく、カーター政権で国務次官代理、クリントン政権で国防次官補を勤めた実務家でもあります。

 彼が、国防次官補を辞めて、ハーバードに戻る帰途、プリンストン大学に立ち寄ってくれました。1995年か96年だったか、その時に、ちょうど講師でプリンストン大におりましたので、同僚と一緒に教授クラブで食事をした思い出があります。

 「アジア諸国で、インテリジェンス(諜報機関)が一番強いのはどこですか?」とたずねたら、しばらく考えてから、「そうですね。シンガポールですかねえ、、。」とのお答えでした。

 「日本は、戦後、インテリジェンスの面では遅れています。」と言ったら、「いやいや、日本には総合商社がありますからね。」とおっしゃったのが印象的でした。

 今後、アジア太平洋地域でのTPPなどの経済安全保障も含めて、もう一度、自分で外交、安全保障の頭の整理をしたくなったので、古典的なこの教科書を読み直すことにしました。

 ゼミのテキストは、生徒に読ませたいというよりも、、、先生が読みたい本を選ぶというのが、、、真相です(苦笑)。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。