(社員研修でトヨタ自動車時代の経験を話す周平)

 今日は土曜日。本当に久し振りに涼しい一日となりました。昨日が気温32度の真夏日でしたから、ますますホッとしました。もっとも、暑い寒いに関係なく、周平は朝から走り回りました。

 化学会社の退職者の会、藤本まり子県会議員の後援会支部設立の会、支援していただいている会社での社員研修会での講師など目の回る一日でした。社員研修会にはよく招かれます。そんな時は、政治の話よりも、トヨタ自動車時代の経験をお話させていただいています。

 私自身、トヨタ自動車という素晴らしい会社で働かせてもらったことに感謝していますが、その時の経験を少しでも和歌山の企業の皆さんに共有してもらえれば、こんなに有難いことはありません。

 和歌山市は阪和高速1本だけしかありませんから、地震などのリスクを考えるとトヨタが工場を進出させることは難しいと思います。京奈和自動車道ができて初めて大規模な工場が進出する素地ができるわけです。

 しかし、デザインセンターやITセンターはインターネットで用が済みますから、どこにでも立地できます。トヨタは世界に4ヶ所のデザインセンターを持っています。東京、愛知のほかは、カリフォルニアとフランスのニースです。ニースのデザインセンターに仕事で行ったことがあります。ニース近郊の山の上に、研究学園都市があって、そこにデザインセンターがありました。30以上の国のデザイナーが働いている国際的なセンターです。このセンターのヒット作品は「ヤリス」(日本ではヴィッツ)です。

 海の近くの山の上にあって、まるで和歌浦のような環境です。今、世界中で、環境のよい所で、クリエイティヴ(創造的)な仕事をするのが流行です。ですから、和歌浦にデザインセンターを誘致することは可能なのです。そうすれば、グループ会社のデザインセンターや研究機関も和歌浦に集積します。和歌山市内にデザインの専門学校を作れば、人材の供給の道も開けます。デザイナーが集まるおしゃれなお店もできますし、若い人の働く場所を増やすことが可能になります!

 大規模な工場誘致にこだわるよりも、人材誘致、ソフト面での企業誘致の方が、現実的です。ITやコンテンツ関係は私の専門分野でもあるので、今後10年計画で実現に向けて取り組む覚悟です。