今日で、合宿の2日目が終わりました。朝9時から、お昼の休憩をはさんで夕方5時半までびっしり議論しました。6時から夕食をいただき、7時半から再開です。午後9時半ごろまで講義を続け、その後は男子学生の部屋に集合して飲み会です。

 学生さんたちは手際よく、宿舎近くの酒屋さんに、買出しに行ってくれました。彼らは日本酒を一升買ってきましたが、2日間で誰も飲みませんでした。学生さんはチューハイのような甘い飲み物が人気です。皆さん、マイペースで楽しくスマートに飲みます。だべっていると時間があっという間に過ぎていきます。

 講義の間も、さすがに修士課程の学生さんなので、経済学部の出身者もいれば法学部、政治学部の出身の生徒もおり、議論に幅が出ます。中には、武蔵野美術大学や東京外国語大学の卒業生もいて、ユニークな議論が展開され、私自身にとって新鮮な感覚で講義ができました。ほとんど学生さんにしゃべってもらい、私は、ところどころで、補足の説明をしたり、実務的な経験談をしたりという形で指導しました。

 驚いたのは、武蔵野美術大学の卒業生が、私の娘が大学入試のために通っていた予備校で先生として教えてくれていたことが分かったことです。「世間は狭い」ものですね。早速、娘がが武蔵野美術大学に入学できたお礼を申し上げておきました。

 グローバリズムに対して、日本としてどのように対応していくのか、熱いディスカッションもしました。移民の受け入れに関しては、賛否両論でしたが、国際的な感覚のある学生でも移民受け入れに消極的な意見があるのには少しびっくりしました。超大国アメリカとどのように付き合っていくべきか、アジア諸国との間合いの取り方や中国との関係など彼らが普段から真剣に考えていることも分かり、感心しました。

 三度の食事を一緒にして、24時間付き合っていると、礼儀正しくて素直な学生さん達であることがよく分かります。「近頃の若いもん」はなかなか良いですね。