衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2015年10月

全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」開幕

(紀三井寺公園陸上競技場前にて。)

 第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」の開会式に参加。

 紀三井寺公園陸上競技場では今日午前9時50分から皇太子さまご臨席のもと開会式が行われ、沖縄県を先頭に南から北の順に選手が入場。国体の入場行進の逆ですね。

 紀の国わかやま大会には47の都道府県と20の政令指定都市から約5500人が参加しています。

和歌山県選手団は400人を越えていました。旗手は陸上競技の宮崎郁矢選手でした。

(堂々の和歌山県選手団入場行進。)

 オープニングプログラムでは、司会の高松良誠さん、山田みゆきさんに和歌山出身の俳優小西博之さん、全盲のチャレンジャー立木早絵さんが応援に。

 立木さんは、2歳で失明しながら、キリマンジャロ登山などの挑戦を続ける女性で和歌山県出身です。

 2011年に和歌山県の特別支援学校を卒業後、今は、シンガーソングアンドライターとして全国的に大活躍中されています。


(オープニングセレモニーの司会風景。)

 歓迎演技では、国体開会式に引き続き、くじらも登場。「紀の国のみち」を素晴らしいパフォーマンスで再現してくれました。

(皇太子殿下の前で潮を吹くくじら。)
 
 皇太子殿下からお言葉をいただきました。

 「2020年の東京パラリンピックに向け、障がい者スポーツがより一層発展するとともに、障がい者に対する理解がさらに深まることを希望します。」と。

 そして、国体の閉会式で炬火を引き継いだ陸上競技の生馬知季選手をはじめ4人の選手で炬火がリレーされ、中屋武留選手によって点火。

(炬火のリレー。)

 大成功した紀の国わかやま国体に引続き、全国からの障がい者アスリートの皆さんに実力を発揮していただき、素敵な思い出を持ち帰ってもらえることをお祈りします。

自衛隊観艦式2015

(護衛艦くらまの前で。)

 平成27年度の自衛隊観艦式に参加しました。横須賀地方総監部から、護衛艦くらまに乗艦。

 観艦式は、部隊の士­気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることや、国際親善、防衛交流を促進­し、国民に自衛隊への理解を深めてもらうためのものです。

 起源は1341年、英仏戦争のとき、英国王エドワード3世が自ら艦隊を率いて出撃する­際に、その威容を観閲したことが始まりだそうです。

(くらまの艦橋から見た受閲艦。)

 日本では明治元年、天皇陛下をお迎えし、大阪天保山沖で実施されたものが始めてで、当­時は「観兵式」と呼ばれていました。

 「観艦式」と初めて呼ばれたのは、第4回にあたる­明治33年の神戸沖で行われた大演習観艦式です。

 戦後、海上自衛隊では昭和31年に「自衛隊記念日」が定められ、翌32年に「自衛隊記念日行事­」の一環として観艦式が実施されました。

 今回の観艦式は28回目­です。晴天の下、日頃の訓練の成果を見せてもらいました。

 台風の影響で、海上にはうねりもありましたが、くらまのような大きな艦艇に乗っていると、さほどにも感じませんでした。くらまにはスタビライザーも装着しているとのことでした。

(潜水艦の訓練展示。)

 観艦式には、艦艇40隻と陸・海・空自衛隊航空機30機に加え、米国・インド・フランス・豪州・韓国の5カ国の軍艦も参加。

 韓国からは駆逐艦「大祚栄(デジョヨン)」が派遣されました。

 韓国艦艇が参加するのは2002年に続いて2回目。

 日本も1998年と2008年に韓国海軍の観艦式に参加していますので、日韓の関係改善のためには、とてもよいことだと思います。

 実際に20日には、ソウルで、日韓の国防大臣会合が開催されます。

 東アジアの安全保障には、米国の同盟国である日韓の協力は欠かせません。

 安倍内閣には、地に足の着いた現実的な外交・安全保障の努力を求めます。

パキスタンにおけるポリオ撲滅プログラム2

(ターラル保健大臣との会議後、記念撮影。)

 ポリオ撲滅議員連盟の視察では、ポリオ撲滅担当首相補佐官のファルーク上院議員や、ターラル保健大臣と会談しました。

 シャリフ首相肝いりの事業のため、マスコミの取材も過熱気味。地元紙の一面を飾りました。日本への期待をひしひしと感じます。

 パキスタンの国立医科大学でもミーティングを持ちました。

 医学生の7割が女性。彼女たちに理由を聞くと、「男子は怠け者が多いからよ。」とばっさり。授業料はタダですが、入学するのは恵まれた家庭の子女。

 一方、ポリオワクチン接種の最前線で働く女性は、他に現金収入の機会が少ない層です。最近20ヶ月で80人の現場職員が殺害されましたが、過半数は女性ワーカー。居たたまれない思いです。

(地元紙の一面記事。)

 ポリオ撲滅に対するパキスタン政府の取り組みは真剣で、ユニセフや日本のJICAも素晴らしい貢献をしています。
 しかし、今でも外国人が入り込めない地域もあり、反政府勢力の武力闘争もあります。

 私たちも、3日間の滞在中、移動の際にはパトカー2台と小銃を持った武装警官に守られていました。

(武装警官と一緒に。)

 ゼロという数字はそう簡単ではありませんが、ポリオ撲滅のための人材やシステムはこの国の公衆衛生の向上に役立つはずです。

 そこまで見据えた、息の長い貢献が日本に求められています。

 上から目線にならずに、同僚の視線で仕事ができるかどうか、試されているのは私たちです。

(パキスタンメディアを対象に記者会見。)

パキスタンにおけるポリオ撲滅プログラム

(戸別訪問によるワクチン接種の街で子ども達と。)

 超党派のポリオ撲滅議員連盟の視察でパキスタンに来ています。

 ポリオの発症は、今やパキスタンとアフガニスタンの2国となりました。

 これまで、日本政府はポリオ撲滅のためにパキスタンにODAを供与してきました。特に、2011年度、円借款約50億円(ゲイツ財団とのローン・コンバージョン)、昨年度は無償資金協力約6億円の協力を実施。

 しかし、アフガニスタン国境地域での治安の悪化、対テロ軍事作戦などの影響で、2014年に306件の発症(2013年93件)と情況が悪化しました。

 WHOが緊急事態宣言をしたことに加え、パキスタン政府もシャリフ首相のリーダーシップの下、2016年5月までのポリオ感染遮断を目標に国家緊急行動計画を実施しています。

 今回、ポリオ撲滅議員連盟は更なる日本政府の貢献の道を探るために、視察団を派遣。私も事務局次長の立場で参加しています。

(ポリオ撲滅実施機関とのミーティング。)

 初日の10月13日はパキスタン政府の緊急オペレーションセンターで、ユニセフ、世界保健機構などのポリオ撲滅実施機関とのミーティング。

 施設内のポリオワクチンの冷蔵保管倉庫も見学。
 
 ポリオ実施機関のブリーフィングを終えた後、地域一斉予防接種のキャンペーンサイトを視察。

 スラム地区での戸別訪問によるワクチン接種や、バスターミナルでのワクチン接種の現場に行きました。

(バスターミナルでのワクチン接種の現場。)

 小規模の医療施設でのワクチン投与に立ち会い、私も順番待ちの赤ちゃんにワクチンを投与させていただきました。

 同行の渋谷健司教授から、「先生の予防接種で、この子はポリオにかかりません。」とのお言葉をいただき、感謝します。

 現場で学ぶことは多いですし、プログラム実施の難しさを肌で感じることができます。それでも、子ども達の笑顔には救われます。

(小規模の医療施設でのワクチン投与)

 ポリオ撲滅のための努力は惜しみません。

 そのためには、パキスタン政府の施策の中で、フロントラインでの活動家をどう支援して行くのか。

 最近の20ヶ月で80人もの活動家が殺されています。

 おそらく、きめ細かな無償資金協力で、ユニセフの活動などを応援する道が重要です。

 また、ポリオ撲滅の先にあるパキスタンの公衆衛生の向上に貢献することを約束したいと思います。

BS日テレ「深層NEWS」に出演。

(深層NEWSの番組後、記念撮影。)

 BS日テレ「深層NEWS」に生出演。

 第3次安倍内閣への評価や、野党再編をテーマに、1時間、与野党の論客と激論。

 維新の片山虎之助先輩は渋い味を出されていました。

 まず、「1億総活躍」は、戦中・戦後の「1億一心」、「1億火の玉」、「1億総懺悔」と同じ発想で、いかにもネーミングが悪いと主張。

 しかも、政策として数値で評価できない点も指摘。

 私の財務省の1年先輩の加藤勝信さんが担当大臣になりましたが、加藤さんのように優秀な方でも、ラインの職員がいない内閣府の大臣では、なかなか実力が発揮できないことにも触れました。

(熱弁をふるう岸本周平。)

 また、アベノミクス第2ステージは、名目GDPを600兆円にすることも掲げています。

 これは、インフレ期待をあおるだけの政策です。

 安倍総理就任時の実質GDP約520兆円は、2年経った今年の4-6月期も同じ水準のままです。結局、経済は成長していません。

 消費者物価(コア)も2年経って、マイナスに。どう考えても名目GDP600兆円は不可能です。

 また、子育て支援では、希望出生率1.8の実現、待機児童ゼロ、幼児教育無償化などを掲げています。

 そのこと自体は国民の誰もが賛成することですが、その財源をどうするのかについての説明はありません。

 介護離職ゼロなどの安心につながる社会保障も、素晴らしいことですが財源はどうするのでしょうか。

 消費税10%引上げ分は、別の社会保障の充実に充てられる予定です。目くらましの政策変更に他なりません。

 アベノミクス第1段の検証を先にすべきです。

 第3の矢の成長戦略は、成果が見られません。まずは、国民一人一人の生産性を上げる政策を地道に行うべきです。

(アベノミクス批判をする岸本周平。)

 最後は、野党再編のためには、民主党の解党が前提との私の持論を展開しました。

 立憲主義とリアリズムに基づく平和主義の旗を立て、公務員人件費の2割削減などの行財政改革の高いハードルの下に、新党の受け皿を作り、野党再編。

 そのためには、歴史的な使命を終えた民主党の解党が必要です。

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