衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2015年08月

わかやま国体・わかやま大会県選手団の壮行式

(結団壮行式であいさつする岸本周平。)

 紀の国わかやま国体・わかやま大会に出場する和歌山県選手団の結団壮行式が開催されました。

 場所は和歌山市のビッグホエール。1000人以上の選手団と大勢の県民が集まりました。

 私も来賓としてごあいさつの機会をいただきました。

 前回の昭和46年の国体の時、中三の柔道部員として、先輩達の応援に行った思い出を語り、和歌山の子ども達があこがれ、夢と希望を与えていただくよう激励のあいさつをさせていただきました。


(ビッグホエールの会場いっぱいの応援団。)

 国体の選手団も、障害者全国大会のわかやま大会選手団の皆さんも、はつらつとされ、いききとした目の輝きをされていました。

 子どもさんを中心に、私たち県民全員を勇気とパワーをいただけるような活躍を期待しています。

 私たちも、選手団の応援のみならず、全国から来てくださる皆さんに、心からのおもてなしをしたいと思います。 

 前回は、民泊方式で、各都道府県の選手団を、一般のご家庭でお泊めしたので、素晴らしい交流の機会がありました。

 今回は、そのような場面はありませんが、笑顔と真心でお迎えしましょう。開会式は9月26日です。

砂糖への健康リスク課税は行き過ぎ。

(農林水産委員会で質問する岸本周平。)

 厚生労働省が本年6月に発表した「保健医療2035提言書」は、将来の医療福祉に関して、大胆な提案をしています。

 座長の渋谷憲司東大教授は、国際的な保健政策の第一人者で、尊敬できる友人の一人でもあります。

 渋谷教授のご意見には賛同できる部分もたくさんありますが、農林水産委員会のメンバーとして、砂糖への課税を提案した部分はいささか勇み足ではないのかと思います。

 まず、提言の内容は他省庁所管の問題も多岐にわたっていますが、事前の調整は行われていません。

 報道では、塩崎大臣が安倍総理に本提言書を説明したとされていますが、他省庁との合議をしていないものを総理に説明することはルール違反です。

 一昨日の8月24日には東京大学本郷キャンパス、伊藤謝恩ホールでシンポジウムまで開催していますが,、予算措置までして、厚生労働省主催行っています。大臣の私的懇談会だと言っても、国民は政府の政策の宣伝だと受け止めます。てん菜やさとうきびの栽培農家にとってはショックです。

 その中で砂糖に関し、健康リスクへの課税を提言していますが、委員会で質問しても科学的な根拠は示されませんでした。

 国際砂糖機関(ISO)によれば、日本の一人当たり砂糖消費量17.3キロ(年間:2014年)です。

 諸外国と比較してそんなに大きくはありません。米国32.5キロ、EU37.1キロ、オーストラリア45.2キロ、カナダ34.5キロです。

(農林水産委員会で質問する岸本周平。)


 また、砂糖に課税している海外事例はほとんどありません。米国、1975年砂糖税廃止。英国1962年砂糖税廃止。ドイツに砂糖税あり。

 ハンガリーでは、国民健康製品税として、糖分・塩分・カフェインを多く含む食品、たとえばソフトドリンク(1L当たり2.3円)、塩味スナック菓子(1㎏当たり90円)への課税。

 フランスでは、砂糖・人工甘味料を「含む清涼飲料水(1L当たり10円)に課税。

 デンマークでは、脂肪税として脂肪酸を含む食品への課税(脂肪酸2.3%以上含む乳製品等、1㎏当たり300円)がありましたが、国民の反対で2012年に廃止。

 地方税としては、米国カリフォルニア州バークリー市のソーダ税(500ml当たり20円)。

 日本では、明治34年に創設された砂糖消費税の課税目的、根拠は「嗜好品」で、担税力が認められたからです。

 現行のたばこやアルコールへの課税の根拠も健康リスクに対する課税ではありません。いわゆる「Sin Tax(罪悪税)」ではなく、財政物資として特殊な嗜好品としての担税力に着目したものです。

(農林水産委員会で質問する岸本周平。)


 一方で、一人当たりの砂糖消費量は、1985年当時は年間20キロを超えていたものが、現在17キロ。

 1985年のさとうきび産出額は550億円、てん菜産出額823億円でしたが、昨年、それぞれ262億円、361億円と半分以下になり、たいへん厳しい状況です。

 その背景には、最近3年間は増加傾向にストップはかかっているものの安価な加糖調製品の輸入問題もあります。

 2000年5月、砂糖の価格安定等に関する法律等改正法案の審議の際、衆・参農林水産委員会での付帯決議では、「砂糖の需要拡大を図るため、加糖調製品対策に取り組むこと。」とされています。

 農林水産省は本決議により、砂糖の需要拡大を図る義務があります。

 その一方で、厚生労働省は健康リスクへの課税を行うことによって、砂糖の需要減少を提案している。

 これでは閣内不一致です。林農水大臣には塩崎厚生労働大臣に抗議するよう要請しました。

 厚生労働省はあくまでも大臣の私的諮問機関の提案だからと逃げの一手ですが、額に汗して働いている、てん菜農家やさとうきび農家の気持ちになれば、そんな安易な気持ちで無責任な仕事はできないはずです。

 しかも、てん菜やさとうきびは北海道や沖縄の地域経済を支える大きな基盤なのですから、安倍政権の地方創世は、結局口先だけの本気でないでことがよくわかりました。

夏祭りは続く

(老人施設の夏祭りであいさつする岸本周平。)

 お盆が終わっても、各種施設での夏祭りは続きます。

 特に、老人介護関係の施設の夏祭りは毎年、招待いただいていますので、できる限り参加させていただいています。

 施設の利用者さんも、とても楽しみにしておられますし、ご家族も来られて、お孫さんたちも大はしゃぎ。

 楽しいひと時に、私もリラックスできるうれしい時間となります。

(あいさつ中の岸本周平。)

 たこ焼きや、やきそばは定番です。施設の職員さんたちが工夫をこらした出店や、アトラクションの数々。

 また、ボランテイアで子どもさんたちの太鼓演奏や、カラオケ大会など、心温まる催し物がつづきます。

(ひまわり畑)

 そんな移動の最中に、和歌山市内の田園地帯でみかけたヒマワリ畑。心がなごみますね。

 隣の水田では、金色の稲穂が頭を垂れています。

 草の根の活動をしながら、愛する和歌山の自然に触れ合える。有難い話です。

 東京でサラリーマンをしている頃には、想像もできなかった生活です。

沖縄とどう向き合うか―戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)

(映画「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」

 三上智恵監督の最新作「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」の特別上映会が、議員会館で開催されました。

 10万人近い県民の命を奪った沖縄戦を振り返りながら、辺野古移設反対運動を活写するドキュメンタリーです。

 経産省時代、沖縄振興担当をし、何度も沖縄を訪れた私にとって、自分の沖縄感の甘さを思い知らされました。

 元々、中国と冊封関係にあった琉球は江戸時代には薩摩藩の「附庸」として、日中に両属します。

 しかし、何と言っても、歴史的に、沖縄は、「琉球王国」として独立の王国でした。

 ペリー提督が日本に先んじて、琉球・米国修好条約を結んだのが、1854年。

 同様に、フランスやオランダも独立国琉球と条約を結んでいます。

 第二次世界大戦後、米国の占領・統治下に置かれ、1972年に本土復帰を果たすまでにも色々な経緯がありました。

 昨年末の県知事選で翁長雄志候補が勝利した4日後に、安倍政権が辺野古基地移設の工事を再開した時に、独立国であった誇りを持つ沖縄の県民が、本気で怒った姿を、この映画がとらえています。

 翁長知雄志事と寺島実郎多摩大学学長の月刊「世界」での対談で、知事はこう言っています。

 「沖縄に経済援助なんかいらない。その変わり基地は返してください。」

 「沖縄が日本に甘えているのか、それとも日本が沖縄に甘えているのか。」

 知事選を経て、沖縄の民意は変わりました。

 国土面積の0.6%の沖縄県が在日米軍の74%を引き受けている現状をどう考えるのか。

 寺島氏は、「普天間移設を、沖縄の負担軽減とだけとらえるのではなく」、「日本における全米軍基地を再点検し、21世紀の東アジアの安全保障を睨んで基地の段階的縮小と地位協定の改定を粘り強く提起し、その中で辺野古の位置づけを議論すべきである。」と指摘しています。

 民主党政権は、残念ながら「基地の負担軽減」の観点のみから迷走し、辺野古移転の決定をしました。野党になってからも、この呪縛から自由になっていません。

 安倍政権は、いまだに冷戦型の思考回路のままに、辺野古移転を強行しようとしています。

 沖縄県民の民意が翁長知事の「オール沖縄、イデオロギーからアイデンテテイー」へと変わった今こそ、過去にとらわれず、再検討すべきです。

 国際的には、英国のスコットランド、スペインのカタルーニャ、そして沖縄が独立の可能性の高い3地域と見られています。

 その現実性を、このドキュメンタリー映画が語りつくしています。

「たま大明神」とニタマ「二世駅長」

(たま大明神)

 お盆の時期は、まるまる1週間地元和歌山に張り付きました。

 昼間は街頭演説と初盆参り、夜は盆踊りの日々。久しぶりに、和歌山ライフを満喫しました。

 その合間に、貴志川線の貴志駅にできた「たま大明神」のお社に行ってきました。

 貴志川線は赤字のため、廃線になろうとしていたところ、岡山電鉄が救済に入り、地元の和歌山市や紀の川市が補助金を出すことで存続。

(貴志駅に到着した「たま電車」。)

 たま駅長が就任した頃から、観光客も増えて、ギリギリ経営が成り立っています。

 それでも、来年以降も地方公共団体の補助金は必要です。

 私も会員になっている「貴志川線の未来を”つくる”会」が中心になって、存続への運動を続けています。

(「ニタマ」駅長)

 二代目に就任した「ニタマ」駅長にも表敬訪問してきました。

 二代目もしっかり、凛々しい駅長ぶりを発揮。

 中国人観光客を含め、駅舎はごったがえしていました。

 「たま大明神」のご利益、さすがですね。

 全国の皆さん、ぜひ、貴志川線に乗って、「たま大明神」とニタマ「二世駅長」に会いに来てください!!

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