衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2015年05月

JAZZハートLIVE in 片男波公園野外ステージ

(さつきさんと司会の宇和千夏さんのトークショー)

 週末の和歌山は音楽シーンが盛りだくさん。

 23日の土曜日、方男波公園の野外ステージでは、第2回JAZZハートLIVEが開催されました。

 実行委員会「JAZZTAMA」主宰のさつきさんは、24歳で上京し、ジャズシンガーとして活動。

 長女の出産を機に和歌山市の実家に戻っていました。そして、2008年に脳出血で倒れた後、翌年、和歌山市内の診療所の納涼祭でカムバック。

 その後、リハビリを続けられ、2013年にはCDアルバム発売、2014年に第1回JAZZハートLIVEを主催。

 さつきさんのこれまでの人脈もあって、全国からアーテイストが応援に駆け付けてくれました。

 「障がい者も健常者も一緒になって、老若男女で楽しめるライブ」をという、さつきさんの思いが実現したステージとなりました。

 24日の日曜日には、和歌山市内のライブハウス「アビーロード」の10周年記念ライヴが市民会館大ホールで開かれました。

 TONPEIさんをはじめ、和歌山で活躍するアーテイストの皆さん、特に、ハウス・ミュージシャンの皆さん総出で盛り上がりました。

 20席のライヴハウスの記念ライヴを1400席の大ホールで!

 大勢の市民の皆さんが駆けつけていましたが、このような音楽ファンが根強くいることで、先日、5月10日(日)の「わかやまマジカルミュージックツアー」も2万人の動員ができるんでしょうね。

 音楽で和歌山を元気に、楽しくという関係者の思いは、徐々に実現できていますよ。

 スポーツで和歌山を元気に、という目標のサッカーチーム「アルテリーヴォわかやま」の選手も応援にきてくれていました。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015わかやま

(リレー・ウオークに参加する岸本周平。)

 和歌山城公園で、今日から明日にかけて、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015わかやま」が開かれています。

 去年同様、今年もリレー・ウオークに参加しました。全国50か所で開催中。

 元はがん患者やそのご家族、ご遺族を励ますために米国の外科医が始めたイベントです。

 大勢の市民が参加して、24時間走ったり、歩いたり。

 飲食のブースも出て、楽しみながら啓発活動ができます。


(リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015わかやま。)

 和歌山県のがんによる死亡率は、この10年間、常に全国でワースト10に入っています。

 和歌山県には、がんセンター病院がまだありません。

 県立和歌山医科大学を中心に、がんセンターをつくる動きがあり、私も応援しています。

 ワーストの悪い評価をひっくり返すには、何より、県民の意識を変えることが重要です。

 今日の夜には、500本の竹燈夜や100人応援メッセージの上映もあります。

 ぜひ、和歌山城砂の丸広場に来てみてください。

日本の林業政策を見直す―速水林業の視察

(民主党農林水産部門会議の林業視察。)

 民主党農林水産部門会議で森林・林業政策視察会を開催。

 5月18日(月)に、三重県尾鷲市の速水林業さんの大田賀山林に行ってきました。

 代表の速水亨さんの案内で、1000ha以上の規模で林業経営を行い、環境面からも最先端の水準を目指している現場を見てきました。

 今や、日本の林業は事業として成り立たないような厳しい経営状況の下にあります。そんな中で、民間企業として工夫をしながら効率化を追及するとともに、自然と共生する姿勢に感動しました。

 100から500ヘクタール規模の大きな林業家でも、その年間所得が20万円そこそこしかないことを皆さんご存知でしたか。 今から20年以上前は勤労者世帯と同様400万円から500万円だった所得が激減しているのです。

 ですから、多くの人が林業から離れています。

(速水林業の豊な森の中で。)

 そのため、民主党政権になった2009年、「森林・林業再生プラン」が決定されました。

 再生プランでは、2020年までに国産材の供給量を2倍にし、木材自給率を50%以上に引上げるという目標をかかげ、林業改革のため、路網の整備や森林集約化による生産性の向上、適切な間伐による収量の増大などの政策が打ち出されました。

 私自身、税制調査会の役員として、「林地の相続税納税猶予」の制度をつくる仕事をしたものですから、思い入れのある政策変更でした。

 速水さんによれば、再生プランは日本林業の転換点を示した点で評価できるが、個別には経営的な観点が欠けており、修正の余地はあるということでした。

 たとえば、住宅政策との連携がなく、間伐材を市場に出した結果、需給のバランスが崩れ、木材価格がさらに値下がりした点は大きな反省点です。

 また、再生プランは、採算性を考えずに、今の山の材を市場に出すことばかりに熱心でその後の育林については弱いとのこと。

 また、集約化の目標の50ヘクタールは中途半端。

 大規模製材所への流通を促進することは、地域の特色ある林業育成にはマイナスだし、何より価格決定の主導権が製材所側に移り、林業が成り立たなくなる傾向を助長しかねません。

 (林業の未来を語る速水亨代表)

 速水林業では、試行錯誤を繰り返し、徹底的なコストカットを行ってきました。

 同時に、「森は命の集合体」という哲学の下、短期の伐採で利益を上げるのでなく、広葉樹との共生や、豊かな土壌、生物の多様性を高めるために長期の伐採を目指してきました。

 さらに、国際的な森林認証制度である「FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)」認証を日本で初めて取得。FSCは環境保全のため違法伐採を止め、経済的にも持続的な森林管理を推進するための認証です。

  今や、米国やEUでは、違法に伐採された木材や木材製品を輸入、輸送、販売などをした場合、その認識が無くても罰せられます。先進国で、このような法律がないのは日本だけです。

 日本の林業政策は、民主党政権時代の検証も含め、抜本的に見直さなければなりません。

 今回の視察ではいろんなことを学ぶことができました。やはり、現場に行かないとわからないことが多いですね。

(速水亨著、「日本林業を立て直す」、日本経済新聞社、2012年8月)

400年続く和歌祭りに参加して

(和歌祭りの渡御行列)

 5月17日の日曜日は、素晴らしい晴天の下、1621年以来約400年の伝統を持つ和歌祭りが行われました。

 私は毎年、武者行列に参加しています。浪人中から参加を始めて、もう10年近く経ちました。

 渡御行列も和歌祭り保存会の皆さんのご努力で、年々、盛んになってきます。

 60種類の芸能と1000人以上の行列いなりました。もちろん、沿道のお客さんも増えてきました。

 徳川御三家の歴史と伝統の中で、江戸時代には日本三大祭りの一つであったお祭りです。

 地元の皆さんと一緒に和歌山市民の一人として、お祭りに参加できることは大きな誇りです。

(お神輿の威容。)

 1600年代初めという時代背景から、戦国の風を残した行列になっていますが、 「和歌祭」は天下泰平を祝し、祈願する平和の祭典です。

 渡御行列の芸技の種目のすべては「株」組織で構成されています。

 各「株」は家臣団が、名誉をかけて、その技術を代々、継承してきました。その「株」が連合して祭の行列となています。

 そこに無礼講として土地の人々の得意とする芸技集団が行列の後に続いており、和歌浦の庶民のお祭りにもなったものです。

(一緒に武者行列に参加したJR西日本和歌山支社の皆さんと。)

 ご覧の甲冑は、映画用の鎧と兜ですが、それでも30キロあります。

 真夏のような暑さの中、いささか熱中症気味になりましたが、沿道の皆さんに励まされ、楽しく歩くことができました。

 行列の最終盤に差し掛かると沿道のお店から、毎年、日本酒がふるまわれます。

 体が疲れていますと、一合くらいのお酒では酔いません。むしろ、疲れが取れてシャキッとなります。

 昔、合戦の時にお酒を飲んだ理由がわかります。

 大勢の和歌祭り応援団の皆さんのご厚意に感謝します。有難うございました。

農協改革の法案審議スタート!

(2015年5月14日衆議院本会議で答弁する岸本周平。)


 農協改革の国会審議が始まりました。

 政府案に対して、民主党の対案を国会に提出し、本会議で質疑。私は、法案提出責任者として、佐々木たかひろ議員の質問に答えました。

 政府案のJA全中の「監査権限の見直し」に関しては、直接農家所得の向上につながるものではありません。林農水大臣の答弁でも明らかにはなりませんでした。

 JA全中の見直しに関して、「中央会が単位農協の自由を縛っている。」と政府は何度もそのように改革の必要性を訴えてきました。

 ならばその事例を示して欲しい、私たちは何度も農水省に求めてきましたが、結局、そのような事例が示されることは全くありませんでした。

 いたずらに、制度いじりをすることで改革しているポーズを取っているに過ぎません。

 政府の農協改革案の問題点は、新自由主義的な考え方に基づいて、いわゆる「一億総株式会社化」を図るところにあります。

 規制をなくし、効率を追求すべき分野があることは当然です。大いに賛成です。

 しかし、たとえば教育や医療・福祉、なかんずく農業の分野は、何でもかんでも株式会社化して効率のみを追求すべきではありません。

 市場の暴走を止め、所得や資産の格差拡大に歯止めをかけるためにも、協同組合やNPO,NGOなどのいわゆる中間団体の活動が今こそ求められています。

(衆議院本会議で答弁する岸本周平。)

 私たちの法案では、今一度、協同組合としての農協の位置づけを明らかにしています。

 まず、農協法の総則を改正し、これまでの「農家のための農協」に加え、「地域のための農協」という役割についても、法律で明確に位置づけました。

 地域に着目したとき、農業者でない「準組合員」も組合の正当な一員と位置付けることが可能になります。

 また、協同組合の運営は、本来、組合員の自治に委ねられるべきものであります。行政が過度に関与したり、その改革が政府・与党の力任せに行われることともなれば、協同組合の本旨が歪められることになりかねません。

 そのため、国や地方自治体に、組合の自主性の尊重を求めるとともに、組合側にも政治的中立性の確保を求める内容となっています。

 さらに、農協そのものにも自己改革をしていただかなければなりません。そのため、都道府県の区域を超える農協や同じ地域内でも複数の農協の設立を可能にする確認規定を置きました。

 民主党としては、本法案と、すでに提出済みの農業者戸別所得補償法案及びふるさと維持3法案とを合わせ、農家の所得向上と営農を継続する体制の構築、日本の伝統・文化を継承する国の礎としての農村振興に取り組んでいきたいと考えています。

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