衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2015年01月

平成26年度補正予算案に対する反対討論

(衆議院予算委員会で反対討論に立つ岸本周平。)

 今日までの二日間、平成26年度補正予算案の審議が衆議院予算委員会で行われました。

 この国会では、予算委員会に抜擢され、今日、委員会での反対討論に立ちました。

 その内容は次の通りです。


 『私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出平成26年度補正予算3案に反対する立場で討論を行います。

 まず、経済対策を打たなければならない事態に至ったこと自体、アベノミクスの失敗を象徴しています。

 トリクルダウンの名の下に一部の大企業や富裕層は優遇される一方、一般国民の生活は置き去りにされ、実質賃金が17か月連続減少するなど苦しくなるばかりです。

 経済政策を根幹から軌道修正しなければ、日本経済の本格的な回復は望むべくもありません。いくら経済対策として財政をつぎ込んでも焼け石に水です。

 以下、本補正予算案に反対する理由を具体的に申し上げます。

 第一に、財政再建目標を達成するための小手先の弥縫策として利用されている点です。

 本来27年度予算に計上すべきものを本補正予算に多数計上することで、27年度のプライマリーバランス赤字半減目標を何とか見かけ上達成しようとしており、財政再建への本気度が疑わるばかりではなく、財政法上の補正予算の要件に満たないものも計上されており、財政法29条に違反する可能性があります。

 第二に、「緊急経済対策」と謳いながら、経済効果が不透明なものが多数計上されている点です。

 例えば、捜査力・現場執行力の強化は必要なことではありますが、経済対策としては首を傾げざるを得ません。

 地域限定商品券は、地域振興券や定額給付金等のこれまで行ってきた施策の経済効果を検証した上での施策とは思えません。

 第三に、原油価格が急落する中、緊急性の低いエネルギーコスト対策に3600億円もの費用を計上する等、現在の情勢に即していない内容となっている点です。

 以上のように問題点の多い本補正予算案には到底賛成できません。

 最後に、民主党は、格差社会を脱却し、公正な社会を構築するため、全党一丸となって尽力していくことを国民の皆様にお約束し、私の反対討論を終わります。』

和歌山県立桐蔭高校野球部、21世紀枠でセンバツ大会出場!

(センバツ大会出場を喜ぶ桐蔭野球部の選手たち。)

 私の母校和歌山県立桐蔭高校の野球部が、21世紀枠で春の選抜大会に出場するとが決定。

 早速、母校にお祝いに駆けつけました。

 野球部は1897年創部。春夏とも第1回大会に出場している古豪です。

 選抜は15回出場で優勝1回、準優勝1回。夏は20回出場し、優勝2回、準優勝3回の歴史があります。

 私が在学中は、夏の大会は和歌山県と奈良県で1校の出場枠でした。

 一度は県大会で優勝したのですが、奈良の天理高校に負けて、甲子園に行けませんでした。

 悔しかったですね。

 今回は、その分も含めて、必ず甲子園に応援に行きますよ!!

(同級生の岸田正幸校長と記念撮影。)

 今、桐蔭高校の校長先生は、私の同級生の岸田正幸さんです。

 高校時代に、早熟だった岸田青年は、哲学書などを読みふけり、熱心に授業に出ていたようには見受けられませんでしたが(苦笑)、立派な教育者になりました。

 当時の高校の先生たちは、生徒の私たちを一人前の大人として扱ってくれました。

 私も、生徒会長として、部活動の予算編成などを生徒の自治に任せてくれたことを感謝しています。

 「何をしても自由だが、その責任は自分で負ってくれ。」というスタンスでしたので、文字通り、自由闊達な校風でした。

 みんな好き勝手なことをしていましたが、今となっては、まずまず、まともな大人になっているように思います。

 後輩諸君もその自由な校風の伝統の下、伸び伸びとプレーしてもらえれば最高です。

 そして、2年前に亡くなられた河野允生元監督、去年亡くなられた和中桐蔭高校硬式野球部OB会の笹本誠昭元相談役をはじめとするOBの皆さんの熱い、熱い思いを背負って甲子園に行って来てください。

 皆さん、天国から応援してくれていますよ。

民主党に未来はあるか。

(ハフィントンポストより転載)

 民主党の代表選挙が行われ、接戦の末、岡田克也候補が選ばれました。与党時代に国民の期待を裏切り、完全に愛想を尽かされた民主党にとっては、岡田代表の下で、党再生の最後のチャンスにかけることになります。

 おそらく、安倍政権は来年夏に衆参同日選挙をしかけてくるでしょうから、その間、党の理念を再確認し、党組織の足腰を鍛え直していくには時間の余裕がありません。

 岡田代表には、選挙を闘った細野剛志、長妻昭両氏を執行部に加えていただき、女性や若手の登用も含めて、早急に民主党を立て直す体制の構築をお願いしたい。

 党改革の基本は、昨年の「民主党改革創生会議」の報告書に集大成されています。実行あるのみです。

 党の理念は、2013年に改訂された綱領にあるように、「一人一人がかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ互いに支え合い、すべての人に居場所と出番がある、強くてしなやかな共に生きる社会をつくる。」そして、「正義と公正を貫き、生涯を通じて十分な学びの機会を確保」し、「男女共同参画を実現し、不公正な格差の是正」をし、「個人の自立を尊重しつつ、同時に弱い立場に置かれた人々とともに歩む。」ことです。

 このような理念はヨーロッパでは社会民主主義、アメリカではリベラルの立場と理解されますが、日本では言葉の定義が判然としないので、一言ではうまく表現できません。

 今回の代表選挙でも、リベラルだ、保守だとの言葉も出ましたが、定義がうやむやで、党員・サポーターの心をつかむことができませんでした。

 集団的自衛権の解釈変更の問題に関しても、代表選を通じて議論は深まりませんでした。今の国連憲章の下で、集団的自衛権とは、個別的自衛権を行使して戦っている国を助けるための実力行使の権利です。

 日本国憲法は個別的自衛権を禁じていないので、自衛隊は憲法9条第二項の「戦力」に当たりませんが、集団的自衛権が行使できるとなると他の国の軍隊との差がなくなります。そうなると憲法9条第二項の平和主義の独自性は意味がなくなります。ですから、自民党の歴代内閣は集団的自衛権を認めるためには憲法改正が必要だとしてきました。

 安倍政権が言うように「我が国を取り巻く安全保障が根本的に変化したから」、最高法規である憲法の解釈を変えるということは、立憲主義の否定そのものです。また、「限定的な」集団的自衛権という考え方は成り立つ余地はなく、正々堂々と憲法9条を改正すべきです。

 安全保障に関して、タカ派だ、ハト派だというレッテル貼りも不毛です。以上のような冷静な議論を具体的に積み重ねて行きながら、民主党の理念を世に問うべきです。

 しかし、選挙戦を念頭におけば、一言で党の理念を表す必要もあります。その意味で、英国の政治家エドマンド・バーグが言う人間の不完全性を前提においた謙虚で寛容な保守主義と、価値観の多様性を認めるリベラルの共通性に着目した「リベラル保守主義」という言葉(中島岳志北大准教授)に、私は共感を覚えます。

 結党時の綱領には「民主中道」という言葉が使われていました。改革創生会議は「穏健中道」という言葉を使っています。

 パブリシティーの観点から、党内議論を尽くして、理念を体現する標語をつくる必要性を痛感します。

 また、経済政策では、経済構造が大きく変化しているにもかかわらず、政治家も官僚もこれまでの成功体験に基づく既存の政策から脱却できないでいます。アベノミクスがその最たるものです。

 労働力人口が減り、家計の貯蓄率も昨年末にマイナスに転じ、国富の増加が止まり純投資もマイナスの経済に対しては、まったく発想の転換が必要なのではないでしょうか。

 民主党政権の時代も、旧来の発想の経済政策を行っていました。もはや、ターゲテイングポリシーや政府の過剰な介入により経済を無理やり成長させることはできなくなっています。

 必要なことは、労働者一人当たりの生産性を高めることです。教育や職業訓練に資源を集中することで、格差の是正をも図りながら、時間をかけて国民一人当たりのGDPを増やしていくことを目指すべきです。

 一方で、財政危機は今、目の前に有る危機です。増税だけでは、財政再建はできません。毎年1兆円を超えて増加する社会保障予算をスリムにするため、国民に痛みをお願いする社会保障改革を早急に提案、実現する必要があります。そこは、今の自公政権との大きな違いが出せる分野です。

 政治改革によって小選挙区制度が導入できたのは、二大政党制による緊張感のある政治を国民が求めたからです。上記のような民主党の理念と政策を早急にとりまとめ、野党再編の受け皿をつくることが岡田新執行部のミッションだと考えます。

 政党同士の合併かどうかは別にして、来夏の衆参同日選挙を戦うには、野党第1党は衆議院で三桁の議席を確保した上で、全小選挙区に候補者を立てる必要があります。

 2009年、2012年の総選挙共に、野党第1党が100を超える現有勢力で戦い、小選挙区の特性によって過半数の議席を獲得し政権交代を実現しています。

 民主党が自公政権との差別化に成功し、国民の信頼を回復した上、野党再編の要になることこそ歴史的な使命であると確信します。

阪神淡路大震災の20周年の日

(代表選挙の候補者と被災者、ボランティアの皆さんとの対話集会。)

 今日は、阪神淡路大震災の20周年の日にあたります。

 民主党の代表選挙の候補者3人が、被災された方々や当時ボランティア活動をされた皆さんと、神戸市内で対話集会を持ちましたので参加してきました。

 当時、私も、大蔵省主計局の担当者として、ただちに現地に入りました。その日のことを鮮明に覚えています。

 武村正義大蔵大臣の訓示が、「担当者は、休暇を取って、自費で被害のあった現地に入ること。身分を明かさず、ボランティアとして現地の状況を肌で感じて来て欲しい。」というものでした。

 混乱の極みにある現地に、公式ルートで大蔵省の査定官が入れば、現場に迷惑をかけるという配慮です。

 さすがに、知事や市長を経験した政治家の言葉であると、感銘を受け、その通りに行動しました。

 今も、政治家として心得ることだと肝に命じています。

(あいさつする岡田克也候補。)
 
 街の外観は復興していても、問題は山積みです。

 被災者の心のケアや、高齢者の住居の問題などはそう簡単に解決できないようです。

 また、火災の被害が大きかった神戸市長田区では、数千億円の予算を使って、立派な箱モノができましたが、机上の空論だったのか、多くのシャッター通りができています。

 個人の負債を基に、この計画に参加した大勢の商店主たちが、苦しんでいます。

 にもかかわらず、神戸市は、さらに箱モノをつくり続ける計画だとのこと。

 今日も、参加者の皆さんから、現場のご苦労を聞かせていただくことができました。

 東北の復興も急がれますが、阪神淡路の教訓を生かさなければと、再確認しました。

柔道会館の寒げいこ

(寒稽古参加者全員での記念撮影。)

 今朝は、和歌山県柔道連盟主催の寒稽古の最終日、午前6時に会場の柔道会館に行ってきました。

 私も、柔道会館の道場「振勇義館」の前身である藤村道場で小学6年、中学3年の9年間少年柔道をして、寒稽古の皆勤賞をもらった経験があります。

 今年は、不注意でけがをしたので、柔道着を着て稽古はできませんでしたが、そのことの反省も含めて、一言あいさつをしてまいりました(冷汗、、、、。)。

 柔道会館は元和歌山県柔道連盟会長の故藤村茂先生が私財を投げ打って建設された道場です。ですから正式名称は藤村茂記念柔道会館です。

(和歌山県柔道連盟の寒稽古。)

 藤村茂先生は、昭和46年の和歌山くろしお国体の強化委員長として和歌山県の柔道総合優勝を導かれ、長年、和歌山県柔道連盟会長として、活躍された大先輩です。

 私は、小学生、中学生の9年間、藤村道場に通い、直接、藤村先生の薫陶を受けました。

 最初はバスで道場に通い、その内、自転車で、毎週三日、雨の日も風の日も通いました。

 今、考えると、週に三回、9年間師事していたわけですから、私の人格形成に大きな影響をいただいたと思います。

 担任の先生でも長くて2年間のお付き合いです。柔道はそんなに強くなりませんでしたが、忍耐力や礼の心は藤村先生にしつけてもらいました。

 唯一の私の自慢は、前述の寒稽古の9年間連続皆勤賞です。9年目にトロフィーをいただきました。トロフィーは小学6年生の時に、和歌山市内の少年柔道大会で優勝した時のものと二つしかありません。

 そんなことを思い出しながら、、、、寒稽古に参加してきました。

月別アーカイブ
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード