衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2013年10月

社会的擁護の必要な子どもたちを応援する議員連盟

(議員連盟設立総会。左から細野豪志代議士、辻元清美代議士、岸本周平、慎泰俊さん)

 児童養護施設の問題は、2011年のタイガーマスク現象で、少し世間の関心を集めましたが、心配した通りの一過性のもので終わりました。

 私も、落選して和歌山市内をじっくり歩き回って、「児童養護施設訪問」をするまで、どのような子どもさん達を預かっているのか知りませんでした。

 当時、和歌山市議会議員の藤本真理子県会議員に、連れて行っていただいたのが最初のきっかけです。

 それからは、何度も施設にうかがい、「広島のボランティアを和歌山の施設に紹介する活動」をしたこともあります。

 クリスマスなどには、「あつまろ会」のメンバーとボランティア活動の一環として毎年出かけています。

 昔は、保護者が育てられない子どもさんたちが中心の施設でしたが、今は、6割から7割の入所者はネグレクト(育児放棄)を含む虐待の経験のある子どもたちです。

 「票がないから、政治家はこの子たちのことは考えてくれない。」施設の職員さんの言葉が、今でも、私の脳裏から離れません。

 サッカーの中田浩二のマネジメント会社サニーサイドアップの「次原悦子」さんは深く児童養護施設に関わってこられ、「踏切に消えたナオ」という本も出版されています。

 次原さんとも、この問題を政治家として深く掘り下げる約束をしましたが、ようやくスタートを切ることができました。

 昨日、「社会的擁護が必要な子どもたちを応援する議員連盟」を立ち上げました。

 辻元清美会長、福山哲郎、細野豪志、山井和則副会長、岸本周平事務局長の体制でスタートします。顧問には、保育士の資格を持ち長年このこの問題に取り組んできた羽田雄一郎参議院議員。

 設立総会には、NPO法人Living in Peaceをつくって児童養護の問題に取り組んでいる慎泰俊(シン・テジュン)さんに来ていただいて討議をしました。

(情熱を混めて説明をする慎泰俊さん。)


 慎さんは、1981年東京生まれ。2006年よりモルガン・スタンレー・キャピタルを経て、現在は投資ファンド勤務。著作には「15歳からのファイナンス理論入門(ダイヤモンド社)」など専門の金融や投資の本も多数ありますが、「働きながら、社会を変える」などの本も出しています。才能ある若者です。

 慎さんは、児童養護施設に住み込んでボランティアをしたり、子どもを引き取って一緒に住んだり、地道な活動を続けています。

 「近頃の若い者はすごい!」を代表する一人です。ビジネスマンだけに、子どもに勉強することの大切さを教えたり、大学進学のための家賃援助などの具体的な支援をする現実派なので、本当に尊敬できる若い友人の一人です。

 虐待を受け、愛情を受けてない子どもたちですから、施設の中の生活もたいへんですが、施設にいる間はまだまし、、とは言えます。まず、住むところは確保されているのですから。

 高校に行かなければ、15歳から、高校を出たら18歳から施設を出なければなりません。法律上20歳までは保護される建前ですが、実際はたいへんです。「三丁目の夕日」の時代と違って、住込の仕事もほとんどない状況です。

 職員の配置基準を6:1からせめて4:1にすること、そして、子どもたちが施設を出た後の生活や仕事のフォロー、できれば大学進学の応援などの制度化が私たち議員連盟の仕事だと思います。

 まずは、民主党でスタートしますが、NPO議員連盟のようにいずれ超党派の活動にして議員立法などで制度をつくっていきます。皆さん、この子どもたちに関心をもって応援してくださるようお願いいたします。

林和代先生講演@和歌山県倫理法人会の経営者モーニングセミナー

(和歌山県倫理法人会の経営者モーニングセミナーで講演される表千家教授の林和世先生)

 今朝は、6時半から、和歌山県倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加。講師が、いつもご指導頂いている表千家教授の林和世先生なので、楽しみにして行ってきました。

 経営者モーニングセミナーでは、数年前になりますが、浪人中に講師をさせていただき、「トヨタ自動車のカイゼンの秘訣:五つのなぜ?」をテーマにお話をしたことがあります。

 私自身も和歌山県倫理法人会の会員なのですが、和歌山市の会合が、毎週火曜日の朝6時半からとなっていて、国会の関係で月曜日の夜には上京する政治家にはなかなか出席できません。

 今週は、衆議院本会議の火曜日の午後1時が国会活動のスタートでしたので、関西空港11時5分発のフライトで本会議に間に合います、、、(実際に間に合いました。苦笑。)。

 そのおかげで参加できたモーニングセミナーの林先生のお話は、茶道の歴史から解き明かし本当に勉強になりました。



 9世紀の嵯峨天皇の時代の薬用のお茶から、喫茶の習慣が僧や武家に伝わり、その後武野紹鴎、村田珠光、千利休が文化としての茶道を発展させてきました。

 「わび」とは思い通りにならないこと、「さび」とは枯れていくさま、といったマイナスイメージのコンセプトを逆手にとって、情緒を醸し出していくのがお茶の真骨頂だとのこと。

 たとえば、煌煌と明るい月を愛でるのではなく、雲間に見え隠れする月の風情を愛でる心こそが茶の道に通じるのだと林先生は説かれました。

 そして、林先生は、まずは茶室に通じる路地に打ち水をするところから「おもてなし」の心が始まり、亭主のその心を客は感謝してこそのお茶だと言われます。

 先生は、また「茶室の中はみな平等」だということを強調されました。

 なるほど、秀吉と利休のいさかいも、そのような所が原因のひとつかな、、、などと想像をたくましく聴かせてもらいました。その意味でも、12月上旬に公開される映画「利休にたずねよ」も、ぜい観たいなあ、、、。

 林先生のお話の中で、たくさんの和歌が出てきました。説明の際に、和歌を使われるので、肚に落ちることが多かったです。

 特に、「茶道とは何か?」との問いに紹鴎と利休が答えたという和歌をご紹介します。

 武野紹鴎:見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ

 千利休:花をのみ待つらむ人に山里の 雪間の草の春を見せばや

 学生時代に茶道部に席を置いて、合宿で、お茶碗に日本酒を入れて、手の平の上で回して飲んでいた程度の私には、本当のところはよくわかりませんが、何となく、「わび」とか「さび」の有り様がふんわりと伝わってくるような、、、気がします、、、汗。

 講演終了後の質疑では、80歳とは思えない瑞々しい若さを保っておられる林先生に「健康の秘訣」を聞く質問もあり、和気あいあいの会となりました。

 

和歌浦ジャズマラソンwithジャズ2013

(チームShuheiのメンバーで記念撮影)

 今日は、第13回和歌浦ベイマラソンwith ジャズに出場。

 浪人時代から毎年参加していたのですが、最近の2年間は、友人の結婚式などで欠席が続きました。

 と言うのも、1万人を超す参加者なので、マラソンが終わっても、会場のマリーナシテイーの駐車場から出るのに何時間もかかります。いわば、一日仕事になってしまうのです。

 ですから、来賓として開会式に出られてもレースに参加するのは、日程的にけっこうたいへんなのです。

 今朝は、まず、午前9時からの開会式に来賓として参加。

(会場のランナーにあいさつする岸本周平)

 その後は、9時半スタートの10キロコースのレースの応援。今日は、自分も走るものですから、応援にも気持ちが入りました。

 私の参加する5キロコースは11時40分スタート。

 団体戦は4人で1チーム。チームShuhei は4チーム12人でエントリーしたのですが、前日に捻挫したり、風邪などで3人棄権。結局、9人で走りました。

 折り返し点までは、みんなで一緒に走ります。オレンジのそろいのTシャツの集団なので目立ちます。

 後半は、各人、自分のペースで走ります。私は、28分34秒で完走。1キロ5分は切りましたので、まずまずの結果ですね。

 皇居一周ウオーキングの成果です。それに、この1ヶ月、体重を減らすために、ひそかにお酒を控えました。休肝日などなく、毎日、お酒を飲んでいたのですが、ノンアルコールビールでしのぐ日を増やしたら、覿面(てきめん)でした。

 約1割近く身体を絞って、今日のマラソンにのぞめました。やればできるじゃん。ともかく、軽い身体で、無理せず、楽しく走れたのが良かったです。

 チームでは、私より若い4人のメンバーには勝てませんでしたが、無事故で終わり、時間調整も兼ねて、マリーナシテイー内で、おにぎりとサンドイッチで乾杯。

 もちろん、私はウーロン茶でしたよ。苦笑。

 でも、明日の朝の街頭演説は筋肉痛でやらなければならないようです。冷や汗。

(わかやま国体のキャラクター「きいちゃん」と。) 

小倉純二名誉会長の叙勲祝賀会

旭日中授章(受賞のごあいさつをされる小倉純二名誉会長)

 今日は、日本サッカー協会の小倉純二名誉会長の旭日中綬章の叙勲をお祝いする会に参加。

 小倉さんとは、このブログでも何度か書きましたが、2002年のワールドカップ日韓共催に向けて在日外国人のボランテイア活動を応援する勉強会で知り合いました。

 いつも笑顔の絶えないお人柄に魅了されて、以来「小倉会」を結成し、3カ月に一回の頻度で飲み会をやっています。

 メンバーは霞が関の官僚、マスコミの小倉ファンです。

 小倉さんは、古河電工のご出身ですが、サッカーの選手ではありません。先輩社員の川淵三郎さんのおかげで、事務的なお手伝いをすることになり、以来、英国勤務の5年間でサッカーの魅力に取りつかれ、日本サッカー協会の縁の下の力持ちになっていきます。

 川淵さんは、お祝いの会の発起人代表として祝辞を述べる中で、「サッカーの経験がなく、運動神経が良くなくとも、日本サッカー協会の会長になれるのだから、日本の若者に希望を与えたのが小倉さんだと。」ユーモアあふれるスピーチをなさいました。

(祝賀会場のバナー)

 FIFAの理事を長く勤められ、国際的な人脈は他の追随を許さないほどです。

 その人脈は、今回のオリンピック・パラリンピックの東京開催にも大いに役立ちました。

 また、強運の持ち主で、なでしこジャパンのワールドカップ優勝は、小倉サッカー協会会長時代のことでした。

 いつも笑顔の人には、幸運の女神も微笑むのでしょうね。

 日本のサッカーが苦しい時代に、縁の下で支え続けた小倉さんにあやかって、私も、いつもニコニコで、今の厳しい野党時代の民主党を支えたいと思います。

 

福島の汚染水はブロックされていない。

(予算委員会で質問する玉木雄一郎代議士)

 今週から、衆参両議院で予算委員会が始まりました。

 私は、今国会では、副幹事長として党務に専念するため、予算員会をはずれましたが、同僚議員が素晴らしい質問を続けています。


 先輩議員の皆さんも鋭い追及をされていますが、2期生として同僚の「玉木雄一郎」代議士の質問にはしびれましたので、私のブログでもご紹介します。

 いくつかの論点がありましたが、安倍総理が「完全にブロックされている」とおっしゃる「福島の汚染水」が、実は、外洋に垂れ流されているという基本的な事実をあぶりだした点は、多くの国民の皆さんに知っていただきたいのです。

 以下、玉木雄一郎ブログから、引用します。なお、写真も玉木代議士のブログから転載しています。



『(玉木)IOC総会において、総理が「汚染水による影響は完全にブロックされている、健康問題については、今でも、現在も、将来も、まったく問題ない」と発言されたことについて、ある新聞社の世論調査では76%の方がそうは思わないと回答しているが、こうした総理の発言に対する国民の受け止め方について、総理のお考えを伺いたい。

(安倍総理)大変残念だ。もっとしっかりと正確な情報を発信していきたい。

(玉木)完全にブロックされているというが、何がどうブロックされているのかお答えいただきたい

(安倍総理)福島近海での放射性物質の影響は、発電所の港湾内の0.3平方キロメートルに限定されており、福島県沖を含む広いエリアでモニタリングを行っている。その結果から、汚染水の影響はブロックされていると考えている。

(玉木)総理がそう説明をされているにも関わらず、国民の8割弱が少し違うのではないかと思っている。それは、ブロックされているのが「汚染水の影響」であって、「汚染水そのもの」ではないからだ

 9月27日の閉会中審査での廣瀬社長(東京電力)の答弁によれば、0.3平方キロメートルの港湾内の水は、二日で入れ替わってしまう。私は汚染水とは言いたくないので、「発電所由来の核物質が含まれている可能性があるかもしれない水」というが、この水自体は流出しているのではないか。流出を認めるか。

(茂木大臣)汚染水の影響はブロックされているということであり、決して貯水タンクから全く漏れななかったというわけではない。ただ、一定のエリアに留まっており、海洋に及ばないよう陸側の地下水をとめなければならない。

(玉木)この審議を通じて間違ったイメージが世界に発信されることは極力避けたいが、「水」が0.3平方キロメートルの中の外に出ていることは事実だ。完全にブロックされているというのは言い過ぎだったのではないか。

 ただ、総理の発言で、これはある種の国際公約になってしまった。そうである以上、国を挙げて、党派を超えて、この総理の約束をみんなで実現するよう全力を挙げることが必要だ。』
 【注】下線は私が引きました。

 まさに、福島の汚染水は、外洋に垂れ流されていることがこの質疑で明らかになりました。港湾の外でモニタリングして、放射性物質の影響が少ないのは、広大な太平洋の海水で薄められているに過ぎません。

 このような重要な質疑にもかかわらず、新聞やテレビの報道は黙殺しています。これは偏向報道の一端ではないかと、たいへん残念な思いです。

 問題は、政府がそのように軽々に「完全にブロック」と断定することがむしろ解決を遅らせ、国民の不信を高めるのではないかということです。

 民主党は事故当時、政権与党であったわけですから、責任の一端から逃れるわけにはいきません。同僚の馬淵代議士は、首相補佐官当時検討したアンブレラ効果のある鋼矢板の壁を山側に打ち込む工法などを国会で提案しています。党派を超えて、前向きに解決に向けて協力していきたいと思います。

 玉木代議士の言う通り、「国を挙げて、党派を超えて、この総理の約束をみんなで実現するよう全力を挙げることが必要だ。」と思います。
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