衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2012年06月

輿石東幹事長と野田佳彦首相への申し入れ


(野田首相への申し入れの後、首相官邸の記者団にブリーフイングする岸本周平)

 今日は、午前11時に輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行にお目にかかりました。

 衆議院議員10名で、衆議院本会議での党議拘束に違反した議員に対する「厳正な処分」をお願いに上がりました。

 午後2時半には、同じ趣旨で首相官邸を訪れ、野田佳彦首相に申し入れを行いました。

 テレビや新聞のニュースで流れましたので、ご存知の方も多いと存じます。

 誤解のないように、私の考え方を整理してお示しします。

 社会保障の充実のために、安定的な財源が必要で、そのために消費税を充てる以外の方法はありません。もちろん、国会議員の定数削減、歳費のカット、公務員改革など無駄使いの見直しなどを同時並行でやることは当然の前提です。

 「消費税の前にやることがある。」と言って、先送りをする政治が続き、日本の財政は第二次世界大戦直後と同じレベルまで悪化してしまいました。

 マニフェストに書いていなかったことは、虚心坦懐お詫びするしかありません。それでも、2年後に消費税率の引き上げをすることを今、決めるべきであることは、このブログでも何度も書きました。

 そして、昨日のブログにも書いたように、自民、公明、民主の三党協議による「決める政治」のスタートです。

 民主党内の手続きを、きちんと踏みながら、一昨年から時間をかけて、社会保障と税の一体改革の議論を重ねてきました。そして、法案提出までこぎつけ、129時間を超える審議をし、三党で修正合意がなされました。

 党代表の野田首相が命をかけて推進している法案です。党員として、党議拘束がかかった法案に反対するのは組織人としてはおかしいのではないでしょうか。

 それなら、いさぎよく離党すべきであると考えます。

 修正をお願いした相手の自民党と公明党に申し訳が立ちません。

 私も、週末に地元の街頭演説やミニ集会で、消費税のお願いをしながら、厳しいご意見もいただいてきました。

 それでも、孫や子どもにこれ以上ツケを先送りできないと、歯を食いしばって説明してきました。マニフェストに書いていなかったことは素直にお詫びしながら。

 賛成した議員は、みんな同じような苦しい思いの中で、白票を投じたのです。

 週末に、地元で消費税反対を叫び、国会でも反対票を入れた議員と賛成した議員が同じように扱われるのでは、もはや組織とは言えません。党のガバナンスをしっかりしていただきたい。

 何より、国民に対しても失礼です。

 自民と公明は、社会保障の充実のためには、負担の増加もやむなしという立場を明確にされました。みんなの党や社民党は、消費税の前にまだやることがあり、埋蔵金などで工面できるという立場です。

 国民は、自分の判断で、どちらかを選ぶことができます。

 しかし、民主党には消費税賛成派と反対派が共存している、どっちつかずの党だとなれば、国民はもはや選ぶ対象にすらしないでしょう。公の政党としてあまりにも無責任です。

 苦しくても、消費税をお願いする政党であることを4分の3の議員が決めた以上、4分の1の反対の方々には退出いただくことが自然ではないでしょうか?

 その上で、次の総選挙で有権者の審判をいただくしかないと思うのです。

社会保障と税の一体改革法案及び修正案の採決


(衆議院本会議で記名投票に使う賛成の白票と反対の青票。)

 今日の午前中は社会保障と税の一体改革特別委員会での採決。

 5月16日から始まった委員会は、今日まで、中央公聴会や地方公聴会、参考人質疑を入れて、総審査時間が129時間8分となりました。

 これは1960年の安保条約改定の時の審議時間約136時間に次ぐ、戦後2番目の長さです。

 私も委員の一人として、参加しました。一日7時間、座っているのはかなり厳しいですが、与野党の質疑は専門的で奥の深いものでしたから、興味を持って聞くことができました。

 地方公聴会では、福島での会議に参加して、質問にも立たせていただき、大いに参考になりました。

 そして、自民、公明、民主の三党協議が始まりました。

 実際、委員会での審議によって、政府提案と自民、公明の各党との考え方の違いはクリアになってきていました。

 参議院では、野党の多いねじれ現象が起きていますから、政府案は野党の協力がなければ成立しません。

 社会保障の充実とそのための安定財源を確保するというこの法案が、一歩でも二歩でも前に進むためには、これまでも、子ども手当の充実などで協力してきた自民、公明と合意をしていくことが自然な流れです。

 自分がやりたいことを100%主張しているだけでは政治ではありません。

 たとえ、50%であっても、ゼロよりはましです。これまでは、「決められない政治」が続いてきました。

 委員会の審議で、問題点が洗い出され、それを受けて三党の実務者協議が行われました。

 形は変わりましたが、低所得の年金生活の皆さんに、福祉的な給付金が手当されました。

 総合子ども園という名前はなくなりましたが、これまでのように厚生労働省と文部科学省から別々に補助金をもらうのではなく、内閣府に一本化ができました。そして、新たに7000億円の予算が子ども子育てに充てられるのです。

 子ども手当の名前が児童手当に戻っても、中学生への給付が残り、総予算額は政権交代前より2倍以上に充実したのと同じです。

 社会保障の安定財のために消費税をお願いしなければならないことはこれまでのブログで何度も書いてきました。

 マニフェストに書いていなかったことは、素直にあやまります。しかし、借金が1000兆円になり、毎年、税収よりも借金の方が多い予算を続けることはできません。ギリシャやスペインを他山の石とすべきです。

 何より、年金や高齢者医療、介護の予算がほとんど赤字国債でまかなわれているようでは、将来の不安が大きすぎて、現役世代も消費を増やせません。

 税制の専門家として、私は税制改革の修正法案の共同提出者になりました。

 委員会での採決は賛成。本会議での記名投票でも、責任感と誇りを持って、白票(賛成)を投じました。
 
 日本を破綻させるわけにはいきません。
 まだ生まれていない未来の日本人と、まだ選挙権のない子どもたちのために。

                    

浜の宮海水浴場クリーンアップキャンペーン


(和歌山県産業廃棄物協会主催のクリーンアップキャンペーン)

 今日の日曜日は、早朝から浜の宮海水浴場に。先月、「和歌山掃除に学ぶ会」でこちらの公衆トイレを掃除に来たばかりです。

 今回は、和歌山県産業廃棄物協会主催のクリーンアップキャンペーン。毎年、7月1日の海開きの前に、清掃に来ます。

 年々、参加者が増えてきて、今年は400人近い参加者でした。

 今回、和歌山市内に大きな水害をもたらした台風4号、5号の影響で海岸には例年にないゴミが漂着していました。




 それでも、前日、漁協の婦人部の皆さんが大きなゴミは取っていただいていたので、人海戦術できれいにできました。

 1時間ほどの作業でしたが、みんなで心を合わせて作業するのは楽しいですし、目に見えて成果がわかるのが清掃ボランティアのだいご味です。

 日本を美しくする会、掃除に学ぶ会の創設者「鍵山秀三郎」さんの「一つ拾えば一つきれいになる。」私の大好きな言葉です。




 その後は、FMわかやまの番組収録。午後は日本青年会議所和歌山ブロック協議会の大会に出席。そして、いつものように街頭演説。

 社会保障と税の一体改革へのご批判とお励ましと、両方いただきました。

 来週は、まさに特別委員会の採決と本会議の採決。大詰めです。緊張感を持ってのぞみます。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。 

和田川水域の大冠水


(吉礼地区の冠水により、ここまで水が来たという痕跡です。)

 前線を伴った低気圧の影響で、21日夜から22日未明まで降り続いた大雨の結果、和歌山市内でも大きな被害がありました。

 滝畑ではがけ崩れ、六十谷では土砂崩れが発生しました。

 そして、和田川流域では大規模な冠水にみまわれ、吉礼地区や伊太祁曽地区でも、和歌山電鉄貴志川線の伊太祁曽駅周辺が冠水。同様に、岡崎地区も被害を受けています。和歌山市役所によれば、床上浸水約40戸、床下浸水約60戸の被害がありました。

 22日の金曜日は、社会保障と税の一体改革特別委員会が午後5時までありましたので、終了後、全日空便で戻りました。

 そして、今日、23日(土)の朝から、吉礼と伊太祁曽では自治会長さんと一緒に現地の視察をさせていただきました。吉礼では、地元の吉本昌純市会議員にも同行していただきました。

 和歌山電鉄の伊太祁曽駅にもお見舞いにうかがいました。貴志川線は22日(金)の始発から運転見合わせ。運転再開は午後4時半ころになりました。

 実は、3年前の11月の集中豪雨で、同じ場所が冠水しています。被害はその時よりは少ないようでしたが、同じお家が床上浸水の被害を受けておられ、お見舞いに伺いましたが、政治や行政の非力さを感じ、申し訳ない思いでいっぱいです。


(この水門も完全に浸かってしまったそうです。)

 もちろん、あの水害の後で、市役所とも相談し、吉礼地区の冠水対策として10か年計画で用水路の拡張工事を決定しました。今年で2年目です。

 地元の皆さんからは、この拡張工事計画への感謝ととともに、「あと8年もかかるんやね。私ら生きてないかもしらんわ。何とか早く、工事を完成させてもらいたい。」と訴えられました。

 おっしゃる通りです。国の補助事業でもありますので、国土交通省にはすぐに相談をしました。

 今後、和歌山市や和歌山県とも相談して、前倒しで工事ができないものかどうか、大急ぎで検討します。

 地元の方にうかがうと、この地域は昭和40年代に「市街化調整区域」からはずれ、宅地開発が可能になったそうです。そのため、年々、田んぼが住宅に変わっていき、用水路が機能しなくなり、水の逃げ場も失われているとのこと。

 今さら、市街化調整区域に戻すこともできませんから、なかなか良い知恵がありません。

 和田川に関しては、和歌山県が川底を掘り下げて、流水量を増やす計画をつくりました。工事は今年からスタート。ただし、すべて完成するには30年かかるようです。

 また、和田川上流の伊太祁曽地区では、細い川が二本流れていますが、拡幅の目途も立っていないので、抜本的な解決策はすぐには見当たらないとのことです。

 問題点がわかっているのに、大雨が降れば、また同じ被害が起こる可能性がある。政治家にとって、これほど辛いことはありません。

 地元の県会議員、市会議員の先生方とも協力し、国、県、市の橋渡しをしながら、一日も早い解決に向けて努力します。大きな宿題をいただいてますので、頑張ります。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。 

社会保障と税の一体改革調査会等合同会議と両院議員懇談会


(民主党本部地下1階の会議室での社会保障と税の一体改革調査会等合同会議の様子。)

 昨日は、台風4号の襲来の中、党本部の地下1階の会議室で、2回目の「社会保障と税の一体改革調査会等合同会議」が開催されました。

 午後5時半から始まり、午後10時過ぎに終了。

 フロアからの質疑と役員からの応答、前原政調会長からの説明などが活発に行われました。

 すでに、論点は出尽くしていた中で、フロアから「台風のため、警報も出ている。人道的に考慮して、明日の議論に委ねてはどうか。」との提案がありました。

 これに対して、前原政調会長からは、「全員の了承が得られれば良いが、異論もある以上、党の規約に基づいて、政調会長の判断で、政調役員会に三党合意案を了とする旨上げたい。」との発言があって、会議は終わりました。

 終わって、外に出るとまさに暴風雨。タクシーがつかまりませんので、地下鉄で帰宅しました。

 その後、政調役員会でその旨を決定。前の私のブログの説明の通り、そこで「党議決定」がなされました。

 今日になって、その決定を党の再考意思決定機関である「政府・民主三役会議」に報告。党内手続きは完了しました。


(両院議員懇談会での野田佳彦首相)

 その後、午後5時から両院議員懇談会が憲政記念会館で開催。野田佳彦首相出席の下、午後8時まで行われ、最後は、甲論乙駁の「フロアからの議論を野田首相と輿石幹事長が判断して今後の手続きを進めていく」ということで、閉会。

 社会保障と税の一体改革は、これまで1年半の時間をかけて党内で審議をし、与野党協議により、結論を得ました。

 もとより、参議院がねじれている以上、私たちが原案にこだわれば、全く何も決まりません。

 一歩でも二歩でも、前に進める。その意味では、ご批判を覚悟の上で、私は「決められる政治」に貢献できたと思います。

 私は与野党修正案の提出者に名を連ねる予定です。

 この後は、衆議院、参議院での審議の際に答弁にも立つことになります。ベストを尽くしていく覚悟です。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。 
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