衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2011年12月

「社会保障と税の一体改革」素案決定の瞬間

素案決定
(最後の税制調査会の模様。議事進行は岸本周平。)

 昨日、ようやく党の税制調査会で、社会保障と税の一体改革の素案が決定しました。

 年末の忙しい時期なのですが、私も含めて地元での活動に専念したい同僚議員の皆さんが、連日、会議に参加してくれました。

 予定では、12月28日の午前中に終了するはずでした。

 消費税を2010年代に半ばに段階的に10%に引き上げることは、既に決まっていました。

 しかし、それでも、慎重派の議員が多くて、議論が収束しませんでした。

 28日の夕方のフライトを予約していましたが、キャンセル。昨日29日も予約したフライトは泣く泣くキャンセルして、今朝一番のフライトで和歌山に戻ってきました。

 昨日の税制調査会が終わったのが、午後11時50分でした。スタートしてからちょうど9時間。一昨日も9時間やりました。

 社会保障改革の内容は既に、決定していました。

 今回の改革の魂は、若い世代、特に、これから生まれてくる世代に重い負担を負わせないようにすることです。そして、若者の就労支援や子育て支援のために予算措置を拡大させることが盛り込まれています。

 年金や介護、そして老人医療を充実するための支出は、今、17兆円。その内、5%の消費税でまかなえているのは7兆円。差額の10兆円は、すべて赤字国債でまかなっています。財源のツケを孫や子どもへ先送りをしていますから、制度が不安定になります。

 1000兆円を超える借金(国民一人当たり800万円)は、これまで、国民の貯蓄でカバーできていましたが、既に、余裕はなくなりました。ギリシャのように、国債市場から攻撃される可能性も高まってきました。

 野田佳彦総理が5時間以上、税調の会議に参加され、不退転の決意を示されました。当初の提案より半年遅らせて、消費税を2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げることになりました。

素案決定


 その結果、途中で退席された慎重派の議員が数名いましたが、最後は、満場一致で決議。

 もちろん、その前提は、国家議員の定数削減80人と国家公務員の給与削減法案の成立、さらなる行政改革です。野田総理からは、改めて、その旨を確実にすることを表明していただきました。

 野党からはさまざまな反対があるでしょう。しかし、政権交代後の任期満了後の2014年4月からの引き上げですから、マニフェストに反するものではありません。

 消費税の引き上げによる社会保障財源の安定化は、自民党も選挙で訴えていたことです。

 ここは、政局にせずに、大局的な観点から、一緒に議論をしていただくことを祈るばかりです。

 いずれにしても、ここで、民主党は社会保障と税の一体改革の提案をまとめることができました。まとめられなかったことを考えると、一歩前進です。

 後は、勇気を持って、国民の皆さんに、真摯に、説明をしていくしかありません。

素案決定


                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。  

田口佳史著「リーダーの指針東洋思考」

リーダーの指針東洋思考
(田口佳史著「リーダーの指針東洋思考」)

 社会保障と税の一体改革の議論が大詰めに来ています。社会保障政策の充実のために、2010年代半ばに段階的に消費税を10%に引き上げることが6月に決まりました。今、党税調で法律にするための具体的な時期や税率を決める作業が行われています。

 年末にもかかわらず、100人近い国会議員が残って朝から晩まで議論しています。

 明日の29日、野田総理がインドからご帰国後、政府と民主党の三役会議で調整の上、午後3時から、再度税調の総会が開かれる予定です。

 事務局次長として、議事進行を担当していますが、具体的な法案策定に賛成の議員も慎重派の議員も、消費税引き上げの必要性は共有して、真摯に話し合っていますので、やりがいのある仕事です。

 年末のごあいさつ周りができないので、地元の皆さんには申し訳ないのですが、お電話すると、「しっかり、税調で頑張ってくれ。」との励ましの声をいただきます。ありがたい話です。

 この渦中で、政治リーダーの資質について、ツラツラ考えています。

 このブログでも書きましたが、この10年間、私は田口佳史先生に「書経」を教えていただいています。浪人中は、なかなか上京できませんでしたが、それでも年に何回かは、先生の磬咳に接する機会を作りました。

 今月、「リーダーの指針 東洋思考」(かんき出版)という本を先生が出版され、早速、読ませていただきました。

 論語や大学などの「四書五経」からの引用に加え、吉田松陰の「士規七則」や山田方谷の「理財論」、西郷隆盛の「南洲遺訓」などの原典を読むことができます。

 「理財論」によれば、財政再建をするには、歳出カットや増税の話だけをするのではなく、教育の振興や経済成長、綱紀の粛正など、本来の政治に真剣に取り組むべきことが述べられています。

 山田方谷は、まさに備中松山藩の10万両の債務を8年間で10万両の蓄財に替えた人物です。

 大いに我が意を得たりと思いました。

 社会保障の充実や経済成長政策と合わせて、財政再建の議論を進めるべきです。

 松浦静山の「甲子夜話」の中の「水雲問答」によると、「公には大小がある。すべての政治家や官僚は、自分こそ公の心で活動していると信じている。しかし、今の世は、小さな公ばかりで、大きな公がない。」と書かれています。

 政治家として、身にしみる言葉です。来年も、毎月の書経勉強会に出て、研鑽を積む覚悟です。

 田口佳史先生のご著書は、たくさんあります。「老子の無言」(光文社)「論語の一言」(光文社)「清く美しい流れ」(PHP研究所)などです。ぜひ、一度読んでみてください。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。 

民主党税制調査会、大詰めに。

27
(民主党税制調査会の総会風景)

 今週、年末とは言え、月曜日、火曜日と連日、党税調の役員会と総会です。

 社会保障と税の一体改革の大詰めを迎えています。

 野田総理は、年内の「素案」取りまとめに熱意を持っておられます。

 今朝の政府・民主三役会議でも、年内の取りまとめを行うよう指示が出されました。

 我々、税調の役員会は、組織として、政府・民主三役会議の指示を守らなければなりません。

 今日の午後、開かれた総会では、論点を示した骨子案を議題にしました。ちょうど4時間の議論が尽くされました。

 私は、事務局次長として、議事進行をしています。なかなか重たい仕事です。

 当選回数の多い先輩方にも、ご無理なお願いをしなければなりませんし、賛否両論にわたる議題ですから、円滑に議事を進めるのは一苦労です。

 しかも、昨日の総会は荒れました。連休中に、「八ツ場ダム」の事業再開が予算措置されることになり、マニフェスト違反でないか、との議論で、とてもではないが、消費税のお願いはできない、、、と。

 確かに、その思いは、私も含め、参加していた同僚議員の多くが共有するものでした。

 結局、骨子案は昨日は出さず、今日、改めて、骨子案を基に議論を進めることになりました。

 主な論点は、公務員の給与引き下げ法案を必ず通すことと、国会議員の定数削減法案を提出することを前提に、消費税のお願いをすべきであるということでした。

 これも、文章でどう書くかではなく、まずは実現することで、国民の信頼を取り戻すべきということです。

 同僚議員のコンセンサスでした。

 「2011年半ばに10%に引き上げる」ことは、6月に政府与党で決めました。

 その具体的な道筋を、どう決めるか。これ以上、孫や子どもにツケを先送りできないことや、1000兆円を超える政府債務が、突然、市場からダメ出しされ、ギリシャになる恐れがあることなどは、これも共通の認識です。

 しかし、景気への悪影響や、国民の理解を得るための方策が不十分、行政改革の徹底が先ではないか、などの意見もあり、年内に決める必要はないとの意見もあります。

 4時間、マイクなしで100人近い議員が、一人一人真剣に議論をしました。

 明日も、朝9時半から、総会です。

 誰もが、今の財政状況を放っておけない、孫子にツケは回せないという思いは共通です。ギリギリの真剣な議論が続いています。

 私は、まだ投票権を持っていない、次の世代に恥ずかしくない決定ができるようにしていきたいと思っています。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。 

吉本興業の社員手帳2012

吉本興業手帳
(吉本興業の社員手帳。)

 大崎洋社長さんから、吉本興業の社員手帳をいただきました。

 友人のツイッターで写真を見て、大崎さんにメールしたら、速攻、送ってくださり、有難うございました。社員手帳なんで、まさか、売ってるとは知らず、失礼しました。来年は、必ず買います。

 この写真は、よしもとギャグ100連発のページ。その他、よしもと芸人の誕生日、出身地リスト、吉本流・新しいエネルギーの作り方など、笑いのネタ満載。

 業界用語辞典までついてます。

吉本興業手帳


 100周年事業で始めた、「47都道府県住みます芸人とエリア社員」が選んだ地元自慢も。和歌山県の地元自慢は熊野古道と白浜アドベンチャーワールドになっています。

 ちなみに、和歌山県のエリア担当服部希さんと「住みます芸人」のワンダーランドのお二人も元気で活躍中です。

 吉本の大崎社長とは、10年以上前に、私が経済産業省のメディア・コンテンツ課長時代からのお付き合いです。大崎さんがまだ部長時代、一緒に、エンタテインメント産業の将来を語り合いました。

 当時、まだ国内に顔の向いていた吉本興業の社内で、国際戦略を一手に担っていた大崎さんを私は応援していました。吉本新喜劇を連れて、一緒に上海に行ったり、ソウルでインターネットテレビのファンダンゴ・コリアのビジネスモデルを教えてもらいました。

 吉本興業を経団連に入会しようとしたのも、国際性の吉本興業を売り出すためでした。二人で、作戦を考えて、大成功!吉本興業の後、新しいエンタテインメント産業から、多くの会社が経団連に入りました。

 林裕章社長(当時)の口癖は、「漫才界から財界へ!」でした(笑)。

 一昨年、二人で対談形式のテレビ番組を作ったりもしました。

 お笑いパワーで来年の厳しい環境を乗り越えたいと思います。

 1500円の吉本手帳は売り切れてます。1万円の本革手帳はまだあります、、、(汗)。

吉本興業手帳1


                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。

牧宥恵さんとの対談

24
(牧宥恵さんとの対談風景)

 今日は、予定通り、「2011年という年に何を学ぶか~明日への希望へとつないでゆくために~」、牧宥恵さんとの対談をしてきました。

 時おり、小雨も降る寒い土曜日にもかかわらず、100人以上のお客さまにお出でいただきました。

 対談と言いながら、けっこう私の方が質問をして、楽しませてもらいました。

 東日本大震災、台風12号、福島原発問題など、重い課題を取り上げましたので、やはり、お話は最後には宗教的な話題になっていきます。

 宥恵さんとは、普段、よもやま話しかしませんが、今日は、宗教家宥恵さんの面目躍如でしたね。

 宥恵さんは、日本人の宗教意識全体が希薄になっていることに、強く警鐘を鳴らしておられました。

 「お寺や神社に、現生のご利益を願い、成就しなかった時に、文句を言うのは筋が違う。人事を尽くして天命を待つ、の思いで、純真に祈りを捧げることが大切。このお正月に、お雑煮をいただく際に、津波や台風の犠牲者に思いを馳せることが供養になるのだ。宗教心が薄いと、そのことが自然にできない。」

 そのようなことかな、、と、お話を聞きながら、理解しました。

 私の方は、実務的な観点から、解説をさせてもらいましたが、宥恵さんの哲学的なお話と、噛み合ってるのだか、どうだか、、、いささか不安、、、、(苦笑)。

 しかし、2時間を超える対談も、嶋谷泰典支局長さんの名さばきで、途中で退席される方もなく、無事終了。

 宥恵さんと対談しながら、自分の長所は、実務家型の政治家であることなのだなあ、、、と痛感。これまで、官僚出身の政治家と言われるのを潔しとしなかったのですが、官僚出身の良さを生かして、日本の政治に貢献できるのではないかと、再考しました。

 2012年は、壬辰(じんしん)の年。生命力が躍動する年とも言われます。下にたまった陽のエネルギーが爆発した辛卯(しんぼう)の2011年を乗り越えて、新しい再生の一歩の年となりますように。そんな思いで、対談を締めくくりました。

 来年、1月にFMわかやまの私の番組「周平と国会探検withミュージック」で対談の収録を放送しますので、詳細は追って、ブログでご紹介しますね。

23
(かわいいサンタのいちご。)

 これも、パーティーで発見した、いちごと生クリームのサンタさん。楽しそうなので、附録で載せます。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。
月別アーカイブ
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード