衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2011年03月

大震災の影響は関西にも。

 震災直後から、関西では「合板」が消え、「銅線」が手に入らなくなりました。また、システムキッチンやトイレ周りの商品も不足しています。


 私の地元の住宅関係者から、早い段階で、相談がありました。


 早速、林野庁林政部、国土交通省住宅局、経済産業省製造産業局と連絡を取りました。


 局長や部長さんたちが、私の官僚時代の友人で、電話一本で話のできる仲間です。幸い、ほとんどの省庁で同じような状況なので、仕事がやり易くて助かってます。


 本当は、この大震災後は、一人一人の国会議員が忙しい政府部門に直接接触することは好ましいことではありません。


 そこは、友達のよしみで相談に乗ってもらいました。


 確かに、東北地方に工場のあるものが多くて、トヨタ自動車が部品調達ができずに生産をストップさせている例からも全国的に影響があることは事実です。


 合板も、当初は2割から3割は生産量が落ちました。しかし、徐々に生産体制も回復し、他の地域の生産量を上げてもらい、今では、全国的に見て、商品がまったく出回らないような状況はあり得ないとのこと。


 しかし、地元では「仮設住宅用の合板確保のために、政府から出荷を止められている、、、。」とのウワサがまことしやかに流れています。


 政府は、逆に、生産メーカーを集めて、「全国の需要に応じるよう、売り惜しみなどをしないように!」と指導しています。


 阪神・淡路の震災の時も、同じようなことがあったそうです。確かに、当初は輸送用トラックが動けないなどの事情もあったでしょうが、徐々に回復しています。今週になって、たとえば中部地方などでは、けっこう合板は流通しています。特に、関西がひどいとの評価です。


 昨日の国土交通委員会でも、大畠章宏国交大臣が「もしも、建設資材などで売り惜しみがなされているのなら、許せない。公正取引委員会にお願いして摘発してもらわねばならない。」と答弁されていました。


 既に、経済産業省が窓口になって、関連業者に「ヒアリング」調査を始めています。これが、売り惜しみへの牽制効果を持つはずです。


 林野庁は、今日も「全国木材組合連合会」などの生産者を集めて、供給の安定化を指示してくれました。また、仮設住宅が3万戸必要になっても、全体の供給量からすれば、たいしたことはないそうです。


 また、4月以降は生産力が戻ってきますので、今から輸入の手続きをしても、供給過剰になることが見込まれるので、も少うし、待ってもらいたいとの報告が来ています。


 ただし、「断熱材」は生産拠点が被災したままなので、供給力の回復には時間がかかるとのこと。


 消費者が少しずつ買占めするだけで、スーパーやコンビニの棚が空っぽになります。心無い業者が売り惜しみすることで、小規模な工務店さんなどがお困りになります。


 政府は資金繰りへの金融支援なども準備していますが、その前に、まず供給を増やす努力をしています。もう少しお待ちください。

税制の「つなぎ法案」衆議院可決。

 今日、来年度の予算案が参議院で否決されました。その後、両院協議会が開催されましたが、与党だけで構成される衆議院側と野党だけで構成される参議院側では妥協ができるわけもなく、、、。


 いわば、できレースで、「協議が整わない」ので、憲法の規定に基づき、衆議院の優先により、予算原案が成立しました。


 一方、歳入の方は、税制改正法案が衆議院に残ったまま、新年度には間に合いません。


 しかし、租税特別措置で減税されているものの中で、3月31日でに期限が切れるものがあります。


 このままでは、4月1日から増税になってしまいます。そのようなものだけを集めて3ヶ月だけ延長する法案が「つなぎ法案」です。


 その3ヶ月の間に、本体の税制法案の中身を与野党で相談して、通すものと、そうでないものとを「仕分け」することになります。たとえば、寄付金の半額を税額控除できるようにするNPO税制の改革はぜひ「通す」方に入れるようにしなければなりません。


 同様に、子ども手当てに関しても、1年間の期限のある法律でしたから、今年と同じ内容のものを6ヶ月延長する「つなぎ法案」が必要です。


 特に、子ども手当てが無くなると、「所得制限」のある「児童手当」に戻ってしまうので、市町村の窓口が大混乱します。その混乱をさけるための「つなぎ法案」ですから、これも会期末までに与野党で話し合いをして結論を出すことになります。


 今日、2回目の本会議では、この二つの「つなぎ法案」が可決されました。


 震災対策というとても重要な課題があります。


 ここは、与野党ともに、これまでのいきががりや面子などは捨てて、謙虚に譲り合うべきです。


 復興財源を出すために何が求められているのか?まじめに取り組めば、与野党でそんなに差が出るとは思えません。


 また、休日の高速道路1000円への割引も、止めれば2兆円の財源が出ます。ガソリン不足の今、結論は火を見るよりも明らかなはず!!


 民主党の政調会長補佐として、志を同じくする仲間と一緒になって、実現していくよう頑張ります。

寄付金税制はどうなった?!

 毎日、震災対策と財務金融委員会の理事としての仕事に忙殺されています。


 そんな中で、多くの方から、「周平さん、寄付金税制の改正はどうなってんの?」と聞かれました。


 そうなんです。NPO法の改正を議員立法でやるために、震災前には走り回っていました。与野党含めたNPO議員連盟の事務局をしていましたので、着実に前に進めることができている実感がありました。


 今の状況を説明します。


 今年から適用される寄付金の税額控除などの税制改正法案は国会で審議中です。他の税制と一緒に、結論は4月以降に持ち越されています。


 3月末に切れると困る税制だけを3カ月延長する「つなぎ法案」が来週可決される予定です。その後、与野党で合意できるものだけを選び出す作業が行われます。


 まず、その際に、超党派のNPO議員連盟の力でこの寄付金税制を通します。


 その次に、認定主体を国税庁から都道府県に移すことなどを目的にするNPO法改正案を議員立法で6月までに通すことが課題です。


 そのことも、仲間の超党派の議員が、それぞれの党内を説得してくれています。


 今、震災への義援金がものすごい勢いで集まっています。寄付文化はもともと日本にはあるのです。震災対策とは直接の関係のない法案かもしれませんが、おそらく長い時間のかかる復興の財源としての寄付を集めるためには重要です。


 このNPO税制の大改正の実現に向けて、頑張ります。応援、よろしくお願いします。


 

東北地方太平洋沖地震災害復旧・復興検討委員会

 本日、午後5時から財務金融委員会が開かれました。3月末までに法律を通さないと、国民生活に大きな影響を与える法案を可決しました。


 関税の減税などを内容とする関税定率法案や、今の中小企業金融円滑法を1年延長する法案です。


 後は、3月末で期限の切れる租税特別措置(増税になってしまいます、、、。)を3ヶ月だけ延長する法案が残るだけです。


 と言うのは、政府が出している税制改正法案は審議が中断しており、6月の会期末までに修正も含めて、与野党で慎重に審議することになったため、いわば「時間かせぎ」のための「つなぎ法案」が必要になったのです。


 これも、きちんと年度末までに参議院まで通過させる予定です。日程調整などの理事会が断続的に開かれており、休む暇もありません。


 一方、本日、民主党の中に、「東北地方太平洋沖地震災害復旧・復興検討委員会」が設置されました。


 午後8時半に財務金融委員会が終わってから、その中の「復興ビジョン検討チーム」の準備会合に参加。首都機能の移転も含めた東北・北関東の復興デザインや国土計画のあり方などの政策をつくることになりました。


 これまでの私の実務経験を生かして、渾身の力で貢献していく覚悟です。


 被災地ではまだまだ、たいへんな状態が続いていますが、役割分担で、復旧・復興の仕事も始まっていることをご報告します。


 私の地元和歌山市でも、さまざまな支援活動が始まっています。


 和歌山市が、被災した子どもたちのための「里親制度」を始めました。また、市営住宅50戸を提供したところ、今日の段階ですでに3家族がお住まいになっています。和歌山に親戚のいるご家族が中心です。


http://www.city.wakayama.wakayama.jp/toukai_sinsai/sityou_kaiken.html


 さらに、和歌山のボランティアグループが、市内の空き家などを提供して、被災した皆さんを受け入れる活動をスタート。「にんにこ大震災被災者支援ネットワーク・和歌山」(花田恵子代表)というグループです。ホームページなどはこれから充実させる予定とのこと。


http://osirase-8.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=10462197


 その動きに応じて、和歌山県病院協会が中心となって、被災者が和歌山に来られた場合の受け入れ態勢も構築中です。900ベッドを目標に、声をおかけいただいています。今、300ベッド以上の申し出があるとのことです。


 まずは、市営住宅にお入りいただき、増えてくれば民間の空き家などを提供。しかも、医療機関との連携があるという、いわば「和歌山モデル」をぜひつくっていきたいものですね。

上を向いて歩こう

 東北地方太平洋沖地震に被災された方々への応援は国内からだでけではありません。


 海外からも応援のメッセージがたくさん寄せられています。


元世銀副総裁の西水美恵子さんのご友人のカリブの写真家の方からも応援のメッセージ


 


 このブログでも紹介したことのある、ジャズシンガーのEden Atwood さんからも励ましのメッセージとともに「上を向いて歩こう」の歌声が届いています。


 さすがプロです。日本語ができないのに感動的な歌声で癒されます。


 


 

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