衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2010年05月

国際通貨基金2010年対日4条協議

 国際通貨基金(IMF)の対日審査が今年も行われました。

 今回の目玉は、「2011年度には財政健全化を開始し、消費税を徐々に引き上げていく必要がある。成長を促進させ、デフレを解消するための政策をとることによって、こうした取り組みは後押しされるだろう。」として、財政再建の道筋が示されたことです。

 日本がIMFに加盟したのは1952年です。4条協議と言って、メンバー国はすべて、マクロ経済の審査をうけることになっています。もちろん、IMFからお金を借りている国は毎月のように審査、審査です。

 2010年度には日本の総債務残高(国、地方、社会保障基金の短期債務を含む債務)対GDP比は227%。これは、もちろん世界1位です。2位のギリシャが133%。

 IMFからは、「財政健全化は来年から開始すべきである。これ以上遅らせてしまうと、公的債務は持続不可能な高水準のまま長く将来まで継続することになるだろう。」と指摘されました。

 その方法としては、2014年に総債務残高対GDP比を240%で安定化させてから、縮減するために、今後毎年1%ずつ対GDP比でプライマリーバランス赤字を減らしていくことが求められています。

 具体的には、消費税を徐々に引き上げて15%にする。一方で、景気刺激策は今年で終了。社会保障費など以外の予算の伸びを据え置く。年金以外の社会保障費も伸び率を1〜1.5%に抑制。年金は需給開始年齢を引き上げること。などが必要になります。

 予算の抑制ができなければ、消費税は22%に引き上げなければなりません。
 
 数字を見ると、皆さん、ギョッとされるかもしれません。しかし、IMFのエコノミストの計算ですし、私の感覚からも当然の数字だと言えます。

 長年の自民党の利権政治の下で、私たちの財政規律がまったく麻痺してしまっていたのですね。

 しかし、IMFに外から言われて直すのは悔しいですよね。

 財政の問題は、党利党略ではなく、超党派で解決するしかありません。勇気を持ってその一歩を踏み出す時です。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

国家財政を考える会


   (国家財政を考える会の模様。左端が講師の伊藤元重教授、右端が周平。)

 今日は、議員連盟「国家財政を考える会」の第1回勉強会が開催されました。玄葉光一郎財務金融委員長が代表世話人。理事の私が事務局を担当しています。

 このブログでも何度も書いてきましたが、日本をギリシャにするわけにはいきません。財政規律を取り戻さないとこの国はたいへんなことになるという危機感を共有する勉強会を立ち上げました。

 議員本人の出席が115人、代理の秘書さんが65人、合わせて180人の参加となりました。

 講師は伊藤元重東京大学教授です。伊藤先生には20年来、ご指導をいただいています。新進気鋭の助教授時代からです。最初に出会ったのは、松下政経塾での勉強会だったと記憶しています。

 今日も、鋭い語り口で財政再建の必要性を語ってくださいました。以下、伊藤先生の講演概要です。

・ギリシャの教訓:市場が国債を引き受けなくなったとき、政府にできる対応策は限られる。増税や歳出削減を行おうとしても、国民がそれを容認しようとしない。

・国債バブル:金融機関は国債リスクを心配している。実際に国債価格が下がり始めるリスクが出てくれば、償還までの期間の短い国債に乗り換えることでリスク回避しようとするだろう。

・金融政策でできることには限りがある。デフレは財政再建の上で大きな障害ではあり、穏やかなインフレが好ましいが、金融政策だけでそうした状況を作り出すことが可能であるかどうかは疑わしい。

・国債に大量の資金が流入していることが国債金利を低く抑えている背景にある。ある意味で景気低迷が日本の財政運営を楽にしていると言ってよいだろう。しかし、景気が拡大していくと、大量の国債の存在が市場金利を引き上げる重要な要因となりかねない(クラウディング・アウト)。

・財政状況の厳しさが、結果的に医療・介護などの社会福祉の本格的な改革を起こらせている。そうした状況を国民が不安に感じ、結果的に国民は過剰な金融資産を保有している。つまり消費が抑えられている。GDP比の(ネットでの)家計金融資産比率は、ドイツやフランスが200%、英米で300%であるのに対して日本は400%である。NIRA(総合研究開発機構)の試算によると、日本人が老後の生活などを維持するのに必要である以上にため込んでいる過剰貯蓄はおおよそ100兆円となっている。

・基礎収支の黒字化を中期目標に:明確な財政健全化プランを提示することで市場を沈静化させる

・増税は必ずしも景気を悪くするものではない:ケインズの均衡財政乗数の理論(A円の増税と同額の歳出増は有効需要をA円だけ増加させる。乗数は1となる)。
・戦略的な増税のあり方:タイミング、規模など

・将来不安を解消することの景気刺激効果

・日本の成長戦略と整合性を取れる税の設計が重要:北欧のような社会民主主義国家でも法人税は引き下げて国際競争力の強化を図っている。また、地方所得税はフラットな30%前後になっており、消費税も非常に高い。一方で所得再分配や貧困対策は歳出(社会保障、教育)で行っている。

以上、今日の先生の配布資料からの抜粋です。

ONE ZILLION 紙幣


 (ワシントンでゲットしたONE ZILLION 紙幣です。)

 先週のヨーロッパ市場のゴタゴタの影響が続いています。

 ヨーロッパでの銀行間の金利が上昇していることが主な原因です。さらに、債券市場でも安全なドイツの国債に資金が流入しており、市場の信用収縮が広がるリスクが高まっています。

 今朝の東京市場も日経平均9526.67と大きく下げ続けています。

 4月下旬以降の日本の株価下落率は震源地のギリシャを上回っています。なのに、ユーロやドル、新興国の通貨に対して「消去法」的に円が買われる動きになっています。

 それで、日本の輸出産業に懸念が、、、、またまた株安。という悪循環です。

 海の向こうのアメリカでは先週、上院でも金融規制改革法案が可決されました。すでに下院でも可決された法案との一本化がこれから行われます。

 規制によって、収益の機会が少なくなる金融機関の反発も予想されます。また、5月18日にドイツ政府が行った「国債の空売り規制」が市場心理を冷やしたと、非難されています。

 2008年7月にアメリカで一部の金融機関の株の空売り禁止措置が、株価を下げた失敗に学んでいないというのです。

 金融の市場はデリケートでもあり、暴力的でもあり、付き合っていくのはたいへん難しいわけです。

 写真のZILLION紙幣は先日、ワシントンに出張したときにゲットしました。

 オバマ大統領の「大きな政府」路線で、莫大な財政赤字を出していることへの皮肉です。

 このままでは、財政が破綻して、インフレになるぞとのからかいです。

 ゼロが15でZILLION。MILLIONが100万。BILLIONが10億。TRILLIONが1兆。ZILLIONはあえて翻訳すると「無数」とか「天文学的数字」になります。

 本当のドル紙幣には「IN GOD WE TRUST」と印刷されていますが、この紙幣には「PLEASE GOD, TRUST US」と印刷されています。

 また、ZILLION紙幣が問題を解決できない場合、GADZILLION紙幣(ゴジラ?紙幣)を発行するとも書かれています、、、w。

 アメリカ人のジョークにかける情熱には感動します。スパイ博物館近くののおみやげ屋さんに売っていました。

雨のバーベキューPART2


(雨のバーベキューの模様です。)

雨のバーベキュー


 (雨の中、ブルーシートを屋根に乗せてのバーベキュー@浪早ビーチ公園)

 今日の日曜日も、朝から全開。

 昼は、楽しみにしていたバーベキューが雨天で中止。最初は35人の参加で、雑賀崎の番所庭園でのバーベキューが予定されていました。

 午前8時の段階で、雨用の施設の無い番所庭園では不可能と、中止が決定されました。

 しかし、「周友会」の幹事の皆さんの執念で、一応、囲いのある浪早公園に変更。

 幹事の皆さんが、9時半から集合してくださり、囲いの上にブルーシートを設置。

 施設の管理人さんが、「あんたらだけやでえ、、、。雨の中で、バーベキューやんのは、、、。」とあきれたそうです。

 おかげさまで、10数人の参加となりましたが、ワイワイガヤガヤと楽しいバーベキューになりました。

 周平にとりましては、またとない息抜きの時間。おいしい焼肉と焼きそば、ノンアルコールビールに舌づつみを打ちました。最高でした!!

 ただ、、、、ほんまもんのビールが飲めたら、、、、ww と。

 その後、和歌の浦再生プロジェクトに参加したり、ミニ集会をしていただいたりと、まさか、酔っぱらうわけにはいきません。

 夕方には、森久美子先生ひきいるフラメンコアカデミア主催、アンダルシア・スペシャル・フラメンコライブを観賞させていただきました。

 雨の中、大勢の方が参加。会場内はすごい活気でした。

 明日も雨のようです。

 雨の街頭演説も一興です。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

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