衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

2006年11月

お詫び行脚

 28日の火曜日の朝、駅前街頭演説でお詫びの演説をはじめ、今日も支援者のところに伺って、お詫びと経緯の説明、私が国政にこだわる理由などを丁寧に説明を続けています。

 反応はさまざまで、民主党が候補者を出せなかったことへのお叱り、私本人が立候補しなかったことへの落胆をおっしゃる方々からは厳しいお言葉をいただきます。素直に聞かせていただいて、謝るほかありません。それでも、衆議院選挙に政治生命をかける覚悟をお話させていただきます。

 もちろん、「周平は国政でよろしい。いろいろな選挙に出るよりも衆議院一本で行け。」と励ましてくださる方もいます。政治家は、自分の責任で行動を決めなければなりません。瞬時の決断が人々の評価の対象になります。そのことが、今回よく分かりました。

 私を応援してくださる方々のそれぞれの考え方や思いがさまざまで、しかも熱いことがよく分かりました。これまで、自分の信条だけを考えてきましたが、政治家は応援してくださる方の夢や思いも考えて行動しなければならないことを痛感しました。

 今回は大きな蹉跌を味わいましたが、これも政治家岸本周平が経験しなければいけなかったこととプラス思考で前向きに捉えたいと思います。

民主党地方政治スクール


 27日の月曜日は、たいへんな一日となりましたが、夕方5時から「民主党地方政治スクール」を予定通り開催しました。京都や徳島をはじめ各地の県連で、定期的に地方議員及び候補者のための政治スクールが開かれています。

 これまで、和歌山ではやったことがなかったのですが、今回第1回の政治スクールを開校しました。講師は行政評価の第一人者である慶応大学の上山信一教授です。上山さんとは10年前に、ワシントンの研究会で席を並べて以来の仲です。彼はマッキンゼーのパートナーにまでなられた経営コンサルタントのプロで、その能力を行政のマネジメントに生かす手法はとても斬新なものでした。マッキンゼーを辞めた後、ジョージタウン大学で4年間教授をし、今は日本の大学で教鞭を取るかたわら、大阪市の改革の責任者をなさっています。

 当日、「自治体経営改革のこれまでとこれから」と題して、2時間たっぷり講義をしていただきました。出席者は和歌山県会議員、和歌山市会議員数名と、来年の統一地方選挙の立候補予定者など、合わせて15人の参加がありました。県議候補で串本町議の清水和子さんも参加してくださいました。

 大阪市役所の実例を交えて、自治体を経営の観点でどのように改革していくのか、興味深いお話でした。現役の議員や立候補しようというメンバーですから、後半の一時間は活発な質疑の応酬となり、中身の濃いスクールでした。

 来年4月以降は、2ヶ月に1回くらいの頻度で、公開で行います。私のHPでも載せますので、大勢の方に参加していただきたいと思います。普通の市民の方々にもより多く参加していただき、地方の政治や行政に興味を持ってくださることを期待します。そんな活動の中から、地方議員になりたいという候補者を育てていければ、私の2015年計画(県議会の過半数が民主系の議員になる)も実現が可能になります。

民主党県連常任幹事会


 嵐のような1週間でした。時間に追われ、ブログの更新ができずに申し訳ありませんでした。これまでの顛末のご報告をいたします。

 昨日の12時半より、民主党県連常任幹事会を開催し、最終的に知事選の候補者推薦については見送り、自主投票と決定しました。23日の常任幹事会に三役提案として、串本町議の清水和子さんの推薦を提案しましたが、結論が出ず、24日に両論併記の形で、党本部の鉢呂選対委員長と調整。県連で結論を出すように指示をいただき、25日に再度常任幹事会を開催しましたが、結論が出ず、26日に再度上京、鉢呂委員長と調整をして、自主投票やむなしの結論を得ました。

 常任幹事会内での反対は、もっぱら清水議員の知名度が低く、短期間の選挙では浸透が難しいということでした。私達三役は、これまで、大学教授やNPO代表者、弁護士などの適任者に声をかけてきましたが、応諾が得られず、来年の県議会議員候補の清水議員に白羽の矢を立てました。本人は談合ファイターのご経歴もあり、立候補を受諾してくださいました。

 三役としては、立候補をお願いし、選挙準備に入っていたのに、常任幹事会を説得できず、清水議員には申し訳ないこととなりました。本人は無所属での出馬も考えられたようですが、最終的に、来年の県議選に専念することを選ばれ、27日に記者会見されました。私は27日の午前中に清水議員にお目にかかって、力不足で失礼な結果になったことを心よりお詫び申し上げましたが、「済んだことはもうよいですよ。民主党の発展のために、一緒に頑張りましょう。数千年の歴史の流れからみたら、今回のことは取るにたりません。」と逆に励ましていただきました。

 大きな心をもたれた方だなと、感心をし、私達の判断は正しかったと意を強くしました。反対される方々の中に、「田舎の町会議員ではな、、、」というような意識があったように感じられ、たいへん残念でした。肩書きではなく、その人の人物や、やってこられた実績で判断をして欲しかったと思う反面、その事実を説得できなかった自分の力不足を痛感します。

 県民の皆さんに対して、選択肢を示せなかった責任はすべて私にあります。私は、県連代表を辞任をし、けじめをつけさせていただきました。独自候補の推薦ができなかったことを心よりお詫びいたします。

 なお、私が最初から最後まで国政にこだわり、次の衆議院選挙に政治生命をかけ、知事選出馬を固辞した理由を説明します。私がすべてを捨てて、ふるさと和歌山に帰って、衆議院総選挙に民主党から出馬したのは「二大政党による政権交代可能な政治」こそが政治の腐敗や官僚との癒着を断ち切り、日本を活性化すると確信したからです。

 その意味では、和歌山のような民主党がほとんど存在しない地域こそ民主党を育て、二大政党政治を実現しなければなりません。今、和歌山県議会は自民党25人で46人の定数の過半数を占めています。これまで民主党の県会議員はゼロでしたが、9月議会からようやく2人になりました。万が一私が知事になって、県政を改革しようとしても重要な条例はすべて議会で否決され何もできません。むしろ、議会運営上、自民党と妥協を重ねていくことになります。それでは、県知事と言う地位と名誉だけを得ても、私のやりたい政治を行うことにはなりません。改革を進めるためにも、まず足腰である民主党系の県会議員を増やすことが先決です。

 生意気なことを言うようですが、私が民主党の和歌山一区からいなくなったら、育ちかかった和歌山の民主党はまた振り出しに戻ってしまいます。今回のことで、私自身、まだまだ力がないことがよく分かりました。私も含め、もっと力を蓄えて、地方政治スクールなどの勉強会を開催しながら、地方議会の議員を育てていかなければなりません。その意味でも、来年の統一地方選挙は重要です。推薦・公認合わせて5人の県会議員候補と6人の市議会議員候補の全員当選を果たします。代表でなくとも、一平卒として先頭に立って戦います。そして、続く2回の統一選挙のたびに、倍倍ゲームで候補者を増やし、2015年には県議会の過半数を民主党系の議員にするのが目標です。

 今朝、早朝の駅前街頭演説をしてきました。二つの駅に来られた市民の皆さんに、経過をご報告し、独自候補の推薦断念のお詫びをしてきました。数々の厳しいお言葉もいただきました。当然だと思います。一方で、励ましてくださる方も大勢おられました。

 岸本周平はゼロから再出発いたします。ご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 

民主党常任幹事会

 本日午後2時より、民主党和歌山県連の常任幹事会が開催されました。知事選の候補者選定に関する会議です。12日の常任幹事会で私達三役に候補者を探すように求められていたため、これまで最大限の努力をしてきました。

 その過程で、現串本町議会議員の清水和子さんが俎上に上ってきました。彼女は、民主党の公募に応じて、来年の統一地方選挙で、和歌山県議会議員に民主党推薦での立候補が決まっています。

 清水和子さんは、環境問題に取り組み、古座町の町議会議員を2期勤められ、合併に伴う串本町議会議員選挙で勝ち上がってきた有力議員です。清水さんを有名にしたのは、「談合ファイター」としての活躍です。彼女は、串本・古座・古座川三町のゴミ処理施設について、当初40億円の予算で建設予定の焼却炉に反対し、結局8億円余で落札させた和歌山初の「談合ファイター」なのです。


 清水さんは地下足袋をはいて、談合と戦いながら、家業の小さな建設会社を経営してきました。談合の仕組みがよく分かっているので、次のような主張をされています。

 「談合は入札方式を変えても無くなりません。コンサルタント会社が介入する二重談合組織を無くすべきです。コンサルティングの段階から、徹底した情報公開を行い、県民が正確な情報共有をすることがたいせつです。」と。

 今回の知事選は談合汚職による木村知事の辞職によるものですから、このような適任な候補者はいません。しかも、市民に一番近い場所の町議会で3期も働いてこられました。しなやかな感性を持った生活者としての視点と、母子家庭の母親としての目線を持った素晴らしい政治家です。

 「灯台元暗し」で、私達の仲間にこのような候補者がいたのに気がつきませんでした。今日の常任幹事会では、三役の提案として清水和子さんを推薦させてもらいました。

 残念ながら、紀南の町会議員で知名度も高くないことから、幹事会の中で、一部に反対の声もあったので、今日、彼女を推薦候補に決めることは避けました。ムリをしては元も子もありませんから。

 結局、今日の会議の状況を明日、党本部に報告し、調整をお願いすることにしました。反対意見を述べられた大江最高顧問と提案者の三役を代表して私と〆木幹事長が、その仕事を任されました。残された時間はもうあまりありませんが、「雨降って地固まる」ように努力をしていきます。

 ということで、明日は朝一番の飛行機で東京です。

寺島実郎さんによるスピーチ


 寺島さん お忙しいところ、わざわざ和歌山までお出で下さり、本当に有難うございました。
月別アーカイブ
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード