衆議院議員 岸本周平 Shuhei Kisimoto Official Website

牧宥恵三昧画・高野山アンコール展


 昨日、牧宥恵さんの「三昧画・高野山アンコール展」を観てきました。宥恵さんは、日大芸術学部中退の後、インドに遊学し、思うところあって出家得度されます。そして、現在は和歌山県の根来寺に画房をかまえておられる画僧としてご活躍中です。   本物の(!?)仏画の展覧会も観たことがありますが、それは素晴らしいものです。今回の展覧会は、「心のほぐし絵」です。かわいくてちょっぴりセクシーな観音さまやほのぼのとしたお地蔵さまの絵に一言二言、宥恵さんからのメッセージが描かれているものです。「ゆったり のんびり」とか「もらおう心 くばろう心」、「かまえるな ゆるめるな」といった言葉です。 
  これらの文章の始まりは「ともあれ、ひとつ、ひとつ」だったのだそうです。この言葉は根来寺の画房で作業する自分を戒めるために、和紙に書いてピンでとめたのだと聞きました。仏画を買われた方が、「その文章よいね。その言葉書いてくれませんか。」とおっしゃたので、いわば「グリコのおまけ」みたいなものとしてスタートしたとのこと。 
  宥恵さんの「心のほぐし絵」からは、観ているうちに、こちらの心の肩こりが取れていくような不思議な時間と空間をもらえます。展覧会は、和歌山中の老若男女が集うかのような賑わいでした。
  宥恵さんに出会ったのは、昨年、選挙のために和歌山に帰ってから、ドブ板選挙活動をしているときでした。まだお付合いが短いので、こんなに大勢のファンがおられるとは知りませんでした。宥恵さんのような不思議な人が住んでいる和歌山の奥深さを思い知りました。ちなみに、宥恵さんは富山出身です。 
 宥恵さんは、また酒脱なお人柄でも有名で、お坊さまなのにお酒も呑むし、タバコも吸われます。展覧会の裏方をしておられる方に聞くと、すごくおもしろいお酒だそうです。ぜひとも、近々、お酒のお供をしたいものです。 
 展覧会でご著書を1冊買いました。宥恵さんは「岸本周平様 いいことあるよ」とサインしてくださいました。


 (参考)宥恵さんのHP  http://www.naxnet.or.jp/~u-kei


 


 

ワールドカップ報道に関して


 日本中のサッカーファンが今朝の4時から日本−ブラジル戦を見守りました。私も眠い目をこすりながら、テレビの前に座っていました。残念ながら、惨敗しました。ある程度、予想されていたとは言え、多くのファン同様、私も本当に悔しい思いをしました。
 私とワールドカップの関わりは、2002年の日韓共同開催に向けて、講談社のフットボールニッポン編集長の戸塚さんと一緒に「Think2002」という勉強会を始めたことです。在日韓国人をはじめとする在日外国人の皆さんがどのようにワールドカップに参画したらよいかという問題意識で、毎月1回、講談社の会議室をお借りして、講師を呼んで2年間勉強会を続けました。セルジオ・越後さんも応援してくれました。結果として、日本サッカー協会とも協力体制ができ、在日外国人の皆さんが公式にボランティアとして参加できる道が開かれました。
 それ以降も、日本サッカー協会の小倉副会長を囲む勉強会を続けて今日に至っており、サッカーファンの一人と自認しています。そのように断った上で、正直に書きますが、今回の一連のマスコミの報道は変だと思いました。多くのサッカーファンがきっと違和感を持っておられると思います。
 ブラジル戦を前に、「2点差以上でブラジルに勝てば、決勝進出も可能だ!」というコメント一色でした。選手や監督は当然、そう思って戦ってくれたと思いますが、プロの解説者まで、そんなトーンで説明するのはいかがなものでしょうか。もしも、ブラジルに2点差以上で勝てる力が日本チームにあれば、豪州やクロアチアには勝てていたはずだという「正論」を語る雰囲気ではなくなっていたのでしょうか。マスコミ関係者は「そんなこと言える空気じゃないよ。だから、奇跡を起こしてくれることを期待すると言ったじゃない。」と反論されるかもしれません。怖いのは、大きな影響力を持つマスコミの報道が一方向に流れることです。
 ドイツにいる戸塚編集長と電話で話しました。外国のサポーターに比べてもちろんのこと、4年前に比べても、日本のサポーターがおとなしいんだと嘆いていました。サポーターのコメントも「よくやった。」「夢を与えてくれた。」などなど優しいものばかりです。「なぜ予選リーグ最下位で終わったのか!」と怒りをあらわすのが、サッカー先進国のサポーターが自国のチームを愛するが故のコメントだそうです。私も含めて、まだまだ日本のサポーターは甘いのでしょうか。

「救う会」和歌山の写真展


 昨日、和歌山市内のアバローム紀の国で開催されている「救う会」和歌山の写真展を見てきました。拉致問題はマスコミでの報道に接する内に、始めの間こそ、ショックを受け、北朝鮮の無法に怒りを覚え、拉致被害者の皆さんの運命に胸をかきむしられる様な思いを持ちます。その内に、マスコミ報道の大波の中で、少しずつ「慣れてしまう」恐ろしさがあります。
 今回、拉致被害者の横田めぐみさん、有本恵子さん、増元るみ子さん、松木薫さん、寺越昭二さん、田口八重子さんの日本にいる間の幸福そうな写真を観ることによって、もう一度、拉致問題の奥の深さと、被害者ご本人をはじめご家族の皆様の悲しみと怒り、あるいはそれ以上の思いについて再考する機会をいただけました。特に、子供を日本に残して拉致された田口八重子さんの長男耕一郎君の小学校卒業式の写真は涙なくしては見られません。八重子さんは、その場所に普通の母親としているべきだったのです。耕一郎君もお母さんと一緒に卒業式にでたかったでしょう。
 国民の生命と安全を守ることは国家の重要な役目の一つです。拉致問題に対して、日本政府が動き出す前から、問題提起をしてきた勇気ある先人の皆様には心から敬意をいだきます。私たち国民ひとりひとりが拉致問題への関心を持ち続け、ご家族の皆様を支えていくことが必要です。
 今年の初め、和歌山を訪問された横田滋さん早紀江さんご夫妻にお目にかかり、昼食をご一緒する機会がありました。早紀江さんが、「最初は自分の娘を返して欲しい一心で、一人の母親として運動を始めました。その内に、大勢の被害者の存在に気がついて、自分の娘だけでなく、すべての拉致被害者を返してもらうために運動を続けました。しかし、途中からは、何もしてくれない日本政府に絶望し、国とは何か、こんなだらしない国家でよいのかという問題を問いかける運動に変わってきました。」とおっしゃていました。すべての苦しみを超越した透明感のある方でした。大げさな言い方をすれば、「聖女」のような方という表現がぴったりの方です。米国のブッシュ大統領が早紀江さんに会って、貫禄負けしたという話もありますが、ほんとうに大きな素晴らしい方でした。
 夜には、市内の有名な洋食屋さんに救う会の関係者が集まって飲み会があり、顔を出してきました。超党派の政治家や報道関係者、NPOの活動家などが救う会の運動を通じて、談論風発、まじめな議論もあり、楽しいジョークもありのさわやかな会合でした。最後は、拉致問題を通して、「国のかたち」、国家のあり方を議論して締めくくりました。
 写真展は6月23日金曜日まで開催中です。時間は午前10時から午後6時まで。最終日は午後3時で終了。アバローム紀の国サロン龍門です。連絡先は「救う会」和歌山:073-421-5400まで。
月別アーカイブ
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード